データ検出は、企業内での堅牢なデータセキュリティーを確保する上で重要な役割を果たします。この重要なプロセスでは、組織内のすべての Miro ボードを定期的にスキャンし、プライバシー関連のデータやビジネス上の機密情報を含む Miro ボードの特定とラベル付けを自動化します。
プライバシー関連のデータ検出とは、組織内のすべての Miro ボードを定期的にスキャンして、クレジットカード番号、国民 ID 番号、運転免許証番号、銀行情報など、プライバシー規制の対象となる可能性のある機密情報を特定し、場所を確認することを指します。組織の Miro ボードを体系的に探索および分析することで、機密データに関連する潜在的なリスクを事前に特定することができます。プライバシー関連のデータ検出を有効にすることで、コンプライアンスの問題を防ぐだけでなく、企業全体におけるデータスプロールや漏洩に関連するリスクを軽減しながら、ビジネス運営を妨げることなく進めることができます。さらに、機密データが特定されたら、Content Explorer を使用して一致するデータを探索し、自動分類を活用してボードをその性質と重要性に応じて自動的に分類し、リスク調整されたセキュリティ制御を適用します。Intelligent Guardrailsを使用します。詳しくは、プライバシー関連データ検出の詳細なドキュメントをご覧ください。
機密コンテンツ管理者は、知的財産を含むビジネスに機密性のある情報を含む Miro ボードを効率的に特定し、ラベル付けするためのキーワードベースのカスタムデータディスカバリーを活用することもできます。企業機密情報のデータディスカバリーで、次のことができます。
- キーワード検索を使用して、自社特有の機密データを検出します。
- contains Jira カードやコードブロックを含むなどの条件を追加し、データ検出結果をより精密にするためのキーワードと一緒に含めます。
- カスタムキーワードラベルをすべて一元管理し、簡単に整理と制御ができるようにします。
詳細については、企業機密データ検出に関する詳細なドキュメントをご覧ください。
サポートされているボードアイテム
データ探索の一般 提供 (GA)リリースは、以下のボード項目をサポートしています:
- Azure card
- カード
- コードブロック
- コネクター/ライン
- ダイアグラム
- 埋め込み
- フレーム
- グリッド/グリッド テキスト
- Jira カード
- カンバンボード
- ライン
- プレビュー
- 図形
- スタンプ
- ステンシル
- 構造化文書
- 連動コピー
- テーブル
- テキスト
- ユーザーストーリー マップ
- ワイヤーフレーム
✏️ ノートとコメントは、現在データ検出スキャンには含まれていません。ノートとコメントを含めるために、次回の機能強化リリースで作業を進めています。