利用可能なプラン:すべての Miro プラン
利用可能な環境:デスクトップ、モバイル、インタラクティブ ディスプレイ
タイムラインは、関係者やチームを戦略的に調整するインタラクティブな計画ツールです。タイムラインを使用して、プロジェクトのロードマップを作成し、可視性を高め、より効率的にマイルストーンに到達します。Miro ボードから直接タイムラインを作成、管理、共有します。
⚠️ タイムラインはベータ版です。説明または表示されている一部の機能は、変更される場合があります。
主な機能
- Miro ボードのどこからでもインタラクティブなタイムラインをカスタマイズします。
- タイムライン ウィジェット内にレコードを追加して削除します。
- タイムライン ウィジェットに Miro カードをドラッグ&ドロップします。
- レコードのグループを作成し、情報を論理的に整理します。
- 各タイムバーのサイズを変更して、個々のレコードの日付を変更します。
- 日付を調整すると、自動的にタイムラインビューとタイムバーがスケール調整されます。
- 同じ Miro ボードに、異なるデータソースを持つ複数のタイムライン ウィジェットを含めます。
- チームメンバーや関係者とタイムラインを共有します。
タイムラインをボードに追加
- Miro のボードを開く
- 作成ツールバーから[その他のアプリ(+)] を選択します。
- [タイムライン] を検索して選択します。
カーソルがタイムラインアイコンとして表示されるようになりました。 - Miro ボードの任意の場所をクリックし、タイムライン ウィジェットを配置します。
タイムラインのインタラクション
タイムライン ウィジェットには、作業を管理するためのコントロールがいくつかあります。
レコードを追加
レコード列の上にあるプラス記号(+)をクリックします。タイムラインに新しいレコードが表示されます。
レコードの位置を変更するには、タイムラインでレコードを上下にドラッグ&ドロップします。タイムライン自体に対応するタイムバーをドラッグ&ドロップすることもできます。
レコードのテキストを編集
レコードまたはタイムバーを選択し、テキストを選択します。点滅中のカーソルは、テキストが編集可能な状態であることを示します。
レコードを削除
- 編集するレコードまたはタイムバーを選択します。
- キーボードの [delete] または [back space] を押します。
- これでレコードは削除されました。
開始日と終了日を変更
タイムラインに表示される時間範囲を変更するには、タイムライン ウィジェットの左上にあるカレンダーのアイコン()を選択して開始日と終了日を選択します。タイムラインは、選択内容に合わせて自動的にスケールします。
また、ドロップダウンで [日]、[週]、[月]、[四半期] のいずれかを選択し、それに合わせてタイムラインをスケールさせることもできます。
タイムラインスケールの変更
特定のレコードの開始日と終了日を変更するには、タイムバーのいずれかの端をドラッグします。
レコードの色を変更
レコードまたはタイムバーをクリックするとカラーサークルが表示されます。カラーサークルをクリックし、カラーピッカーで色を選択します。
レコードの配置変更
レコード列で、レコードをドラッグ&ドロップしてタイムラインに再配置します。タイムバーをドラッグ&ドロップすることもできます。
タイムラインのレコードを並べ替え
レコードを絞り込む
タイムラインのコンテンツを 1 つまたは複数のフィールドを使って検索し、作業するタスクを絞り込むことができます。検索を行うには、タイムラインの上部にある絞り込みアイコンをクリックします。検索条件に利用するフィールドを 1 つにするか複数にするか、また、どのフィールドを利用するかを選択できます。検索条件を適用すると、タイムライン上の絞り込みアイコンの上部にカウンターが表示され、適用されている検索条件の数を確認できます。
検索条件を削除するには、同じ手順を実行し、削除したい検索条件の横にあるゴミ箱をクリックします。
レコードを並べ替える
タイムラインのコンテンツを並べ替えるには、タイムラインの上部にある並べ替えアイコンをクリックし、タイムライン内のレコード並び替えに使うフィールドを選択します。並び替えに使ったフィールドに基づき、昇順または降順のどちらでレコードを並び替えるかを選択できます。並べ替えが適用されると、並べ替えのアイコンの上にカウンターが表示され、並べ替えが適用されていることを確認できます。
並べ替えを取り消すには、同じ手順を実行し、ドロップダウンから並べ替えを削除のオプションをクリックします。
タイムラインをコピー、貼り付け
タイムラインをコピーして貼り付けると、2 つのオプションを提供するポップアップが表示されます。
- 元のタイムラインの連動ビューとして貼り付ける。
- 元のタイムラインをテンプレートとして使用し、新規のタイムラインを作成する。
コピーと貼り付けは、ボード内およびボード間で行えます。
元のタイムラインの連動ビューとして貼り付けることを選択すると、新しいタイムライン内のすべてのレコードは、元のタイムラインのレコードと連動しますが、新しいタイムラインのビューをカスタマイズしても元のタイムラインには影響しません。例えば、新しいタイムラインで検索条件の適用、並べ替え、グループ化、レイアウトの変更を行った場合、元のタイムラインのこれらのプロパティは変更されません。この機能を利用すれば、同じ情報に基づいて複数のデータのビューやレイヤーを作成することができ、レコード自体は複数のレコードやタイムライン間で連動されたままになります。
新規のタイムラインとして貼り付けることを選択すると、元のタイムラインのコピーが作成されますが、新規タイムラインのレコードは元のタイムラインと連動することはありません。したがって、元のタイムラインをテンプレートとして使用して、同じレイアウトで新しいタイムラインを作成したことになります。新規タイムラインに加えられた編集が元のタイムラインに反映されることはなく、その逆も同様です。
レコードをグループ化
グループはタイムラインに階層レベルを追加します。例えばロードマップを開始日または終了日の順に並べたい場合に便利です。
グループを作成するには、タイムラインの上部にある [グループ] アイコンをクリックし、レコードのグループ化に利用するフィールドを選択します。フィールドによるグループ化を選択するとタイムラインが関連するグループに分けられます。グループは展開および折り畳むことができます。グループを削除するには、同じ手順を実行し、[Clear grouping](グループを解除)をクリックします。
タイムラインのレコードをグループ化
💡 レコードを別のグループにドラッグ&ドロップすることができます。
Miro カードまたは付箋をタイムラインに追加
タイムライン ウィジェットは、Miro カードや付箋からのデータを視覚化します。タイムライン ウィジェットにカードや付箋をドラッグ & ドロップするだけです。
連動カード
タイムラインからレコードをドラッグ&ドロップすると、キャンバスに連動カードを作成できます。
連動カードを作成する手順は次のとおりです。
- 連動カードの作成に利用したいレコードにカーソルを合わせます。
レコードの左側にアイコンが表示されます。 - ドットアイコンをクリックして長押しし、キャンバスにドラッグします。
そのレコードの情報を基にカードが作成されます。 - タイムラインのレコードが更新されるとカードが更新されます。その逆も同様です。
これで、タイムラインから連動カードが作成されました。
カードがタイムラインに連動しているかどうかは、カードの右下に表示されるデータベースのアイコンで確認できます。
レコードを削除した場合、対応する連動カードはボードに残りますが、空白の表示となります。
キャンバスで連動カードを削除すると、そのレコードはタイムラインに残ります。
既存の連動カードを元のタイムラインにドラッグしても、そのタイムラインでは一意のレコードとして扱われるため機能しません。ただし、既存の連動カードを新しいタイムラインにドラッグすることは可能で、タイムラインには新しい非同期レコードとして表示されます。
タイムラインに Jira カードを追加する方法
タイムラインに Jira カードをドラッグ&ドロップすると、Jira の同期レコードを作成できます。つまり、Miro と Jira の作業をタイムラインビューで組み合わせ、チーム全体の作業を 1 か所で管理、追跡できるのです。
タイムラインに Jira カードを追加するには、以下の手順に従ってください。
- キャンバス上で関連する Jira カードを検索します。
- タイムラインにカードをドラッグします。
- タイムライン内のターゲットの行にカードをドロップします。
Miro で加えられた変更は Jira に反映されるようになり、その逆も同様になります。タイムライン内の次の 5 つのフィールドが Jira に同期されます。
- タイトル
- 概要
- 工数工数見積
- 開始日
- 終了日
担当者フィールドとステータスフィールドは Jira に同期されず、タイムラインでは無効になります。コンテンツは、Jira 内に引き続き残りますがタイムラインには表示されません。これらのフィールドの編集は、Jira カードのサイドパネルまたは Jira で直接行えます。
タイムライン内の他のフィールドはすべて、Miro のみに保存され Jira とは同期しません。
詳しくは、Jira カードに関するよくある質問を参照してください。
マイルストーンを追加
タイムラインにマイルストーンを追加して、今後の日付と締め切りを追跡することができます。
- タイムライン ウィジェットの上にカーソルを合わせると、点線とフラグのアイコンが表示されます。
- 選択した日付をクリックして、マイルストーンに名前を付けます。
- マイルストーン名を編集するには、ダブルクリックします。点滅中のカーソルは、テキストが編集可能な状態であることを示します。
- 色を変更するには、カラーサークルをクリックして色を選択します。
- マイルストーンの日付を変更するには、マイルストーンをクリックし、その上に表示されるカレンダーピッカーを開きます。
タイムラインのレイアウトを変更
タイムラインのレイアウトを切り替えて、同じレコードをテーブル形式で表示することができます。これを行うには、キャンバス上の既存のウィジェットのレイアウトを切り替えるか、そのタイムラインのコピーを作成してレイアウトを変更することができます。テーブルの上部にある [タイムライン] アイコンをクリックし、テーブルまたはタイムラインを選択することで、レイアウトを変更できます。テーブル表示に切り替える際、絞り込み、グループ化、並べ替えなどの設定は保存され、タイトル、説明、ステータス、見積、優先度、テーマ、開始日、終了日など、デフォルトのフィールドが表示されます。
詳しくは、「テーブル」を参照してください。
タイムラインを共有
Miro ボードで、以下の手順を実行します:
- 共有したいタイムライン ウィジェットを選択します。
ウィジェットの上にコンテキストメニューが表示されます。 - [その他(...)] メニューを選択します。
ドロップダウン メニューが開きます。 - [リンクをコピー] を選択します。
- ボードの閲覧権限がある人とリンクを共有します。
フォーカスモード
タイムラインの編集と表示にはフォーカス(全画面)モードを使用できます。ウィジェットの上部にある 斜め矢印のアイコンをクリックします。絞り込み、並べ替え、グループ、非表示フィールドなどの設定は、右上に表示されます。
キャンバスに戻るには、上部にある [キャンバスに移動] をクリックします。