ラベルを作成し、キーワードやウィジェットなど Miro ボードで識別して見つけたいキーワードまたはウィジェットなどの条件を定義します。ラベルを作成する手順は以下のとおりです。
✏️ カスタムラベルを作成するには、機密コンテンツ管理者の役割が必要です。機密コンテンツ管理者役割をリクエストするには、会社の管理者にご連絡ください。
- 「Miro の設定」に移動します。
- 左枠の Enterprise Guard で [データ検出] をクリックします。
- [データ検出] ページで、[設定] タブをクリックします。
- 「カスタム企業機密」のセクションで [作成] ボタンをクリックします。
- 「カスタムラベルを定義する」のページで、ラベルの詳細を追加します。
フィールド 説明 ラベル名 最大長:80 文字
カスタムラベルを説明する名前。このラベルはログに記録されないため、社内プロジェクト名を使用できます。
注:ラベル名は監査ログに記録されません。このラベルに関連する監査ログを検索、確認したい場合はラベル ID を使用できます。
短縮名 最大長:10 文字、英数字
ラベル名の短縮バージョン。短縮名は、データ検出、コンテンツ エクスプローラー、データ機密分類でこのカスタムラベルを示すために使用されます。
注:短縮名は監査ログに記録されません。このラベルに関連する監査ログを検索、確認したい場合はラベル ID を使用できます。説明 最大長:500 文字
このラベルが検出する情報の説明。この情報は、他の管理者の役に立ちます。
条件 Miro ボートで検出したいキーワードとウィジェットの種類を追加します。検出された場合、このラベルがボードに追加されます。少なくとも条件を 1 つ追加する必要があります。
キーワードのみを追加してウィジェットのチェックボックスを選択しない場合、データ検出では、サポートされているウィジェットすべてにおいて、指定したキーワードの完全一致を含むすべてのボードを検知します。現在のリリースでキーワード検出に対応しているボードの要素は、付箋、カード、Jira カード、Azure カード、コードブロック、フレーム、テーブル、コネクター / 線、図形、テキストブロック、カンバンボード、ユーザーストーリー マップです。現在、ノートとコメントはデータ検出スキャンの対象ではありません。今後の機能拡張リリースでノートとコメントを追加するよう作業を進めています。
キーワードを追加せずにコードブロック、Jira カード、Azure カードのウィジェットのみを検出するように選択することもできます。その場合、データ検出でこれらのウィジェットを含むすべてのボードが検知されます。
キーワードとウィジェットの両方を条件として追加した場合、データ検出でボードが検知されるにはキーワードとウィジェットの条件の両方を満たす必要があります。これにより、カスタムラベルを使用して検索と目的のボードをより正確に絞り込むことができます。
例:
— ボード検出を、マーケティング関連ではなく製品開発関連のボードでプロジェクト名「Enterprise Guard」を含み、さらに Jira カードも含んでいるボード(製品開発関連であるため)のみに限定したい場合は、まず、「Enterprise Guard」というキーワードを含むようにこのラベルを設定し、Jira カードのチェックボックスを選択します。するとデータ検出では、キーワード「Enterprise Guard」と Jira カードを含むボードが検知されます。また、キーワード「Enterprise Guard」をタイトルまたは概要に含む Jira カードがあるボードもデータ検出で検知されます。 キーワード「Enterprise Guard」が含まれていても Jira カードを含まないボードは、指定された両方の条件を満たさないため検知されません。
- ボードに含まれるウィジェットの種類に関係なく、サポートされている全種のウィジェットに「Enterprise Guard」という単語があるボードをすべて検出したい場合は、[キーワードを追加] のセクションで、キーワード「Enterprise Guard」を追加します。この場合、ウィジェットの種類を追加する必要はありません。
- 特定のコンテンツとは無関係に Jira カードを含むすべてのボードを検出したい場合は、[ウィジェットの種類を追加] のセクションで、[Jira カード] のチェックボックスにチェックを入れます。この場合、キーワードを追加する必要はありません。
キーワードを追加する手順は以下のとおりです。
1.[キーワードを追加] をクリックします。
2.カンマ区切りのキーワードを入力または貼り付けます。
メモ:- キーワードは、英数字と Unicode 文字に対応します。
- 追加できるキーワードは最大 100 件です。
- キーワードの先頭と末尾にあるスペースは無視されます。
- データ検出は、大文字小文字の区別なく、指定したキーワードの完全一致を検知します。
- キーワードの前にスペースを追加した場合、キーワードの前にスペースが入っている完全一致もデータ検出で検知されます。
- 現在のリリースでキーワード検出に対応しているボードの要素は、付箋、カード、Jira カード、コードブロック、フレーム、表、コネクター / 線、図形、テキストブロック、カンバンボード、ユーザーストーリー マップです。現在、ノートとコメントはデータ検出スキャンの対象ではありません。今後の機能拡張リリースでノートとコメントを追加するよう作業を進めています。例:キーワード「confidential」または「internal」を含むボードを検知してラベル付けをするには、「confidential, internal」とキーワードに追加します(各単語はカンマで区切ります)。すると、データ検出ではこれらのキーワードのいずれを含むボードがすべて検知されます。
ウィジェットの種類を追加する手順は以下のとおりです。
1.[ウィジェットの種類を追加] をクリックします。
2.Miro ボードで検知したいウィジェットの種類にチェックを入れます。
例:Jira カードを含むボードを検知してラベル付けしたい場合は、[Jira カード] のチェックボックスにチェックを入れます。
- [次へ] をクリックします。
- カスタムラベルの詳細を確認します。
カスタムラベルの詳細を編集したい場合は、[前へ] ボタンをクリックします。
カスタムラベルの詳細が正しければ、[カスタムラベルを作成] ボタンをクリックします。
ラベルを作成すると、最初のスキャンが自動的に開始されます。選択した条件に一致する検出結果は、組織内の Miro ボードの数に応じて数分から数時間で表示されます。