訴訟または調査が終結したら、リーガルホールドを終了することは eDiscovery プロセスの最終段階の 1 つです。eDiscovery 管理者は、リーガルホールドの対象となっていた Miro ボードやカストディアンを解放して、保存対象だったボードを通常の運用に戻すプロセスを実施することになります。リーガルホールドを終了することでデータ管理の通常どおりのプロセスが再開され、法的目的のために保存する必要がなくなった情報は、システムによってアーカイブまたは削除されるようになります。 ホールドを解除した後は、組織の強制保持ポリシーに従ってコンテンツを管理できます。リーガルホールドを効率的に終了することで、eDiscovery 管理者は組織のコンプライアンスを維持しながら最適な Miro ボードの管理を実現し、不要なデータの強制保持を削減できます。
リーガルホールドを終了するには、以下の手順を実行します。
✏️ このタスクを実行するには eDiscovery 管理者の役割が必要です。eDiscovery 管理者の役割をリクエストするには、会社の管理者にご連絡ください。
- 「Miro の設定」に移動します。
- 左枠の Enterprise Guard で [eDiscovery] をクリックします。
- eDiscovery ページで、リーガルホールドを終了するケースをクリックします。
- 終了するリーガルホールドの行にある省略記号(三点リーダー)をクリックして、[リーガルホールドを終了] をクリックします。
「ホールドを終了する」の確認ボックス(図 1)が表示され、リーガルホールド対象となっているすべてのアイテムが解放され、ホールドやその他の強制保持ポリシーで保護されていないデータが直ちに永久に削除される可能性があることが通知されます。
図 1:ホールドの終了を確認するボックス - リーガルホールドの終了について再度確認したら、[ホールドを終了] をクリックします。
リーガルホールドが削除されます。一致するボードすべてからリーガルホールドを解除するには、数分かかる場合があります。