分類ダッシュボードは、管理者が組織全体のボードの分類を追跡し、管理するための集中ビューを提供します。ダッシュボードは、機密分類済みと未分類のボードを明確にブレイクダウンし、包括的なカバレッジを確保し、注意が必要な領域を特定するのに役立ちます。
管理者は、手動、自動、または未分類のどの方法が使用されているかを監視して、ボードがどのように分類されているのかを把握することもできます。さらに、分類方法の履歴は時間の経過による変化を視覚化し、トレンドや進行中のボード分類の効果についての洞察を提供します。
| タイトル | 説明 | ドメイン | 概要ダッシュボードに表示 | 履歴メトリック |
| 分類されたボードの総数 | 分類ラベルが割り当てられているボードの数 | 機密分類 | ✅ | ❌ |
| 機密分類ごとのボード数 | 分類ラベルごとのボード数 | 機密分類 | ✅ | ❌ |
| 未分類のボード数 | 機密分類ラベルが割り当てられていないボードの数 | 機密分類 | ✅ | ✅ |
| 手動で分類されたボードの数 | 手動で分類ラベルを割り当てたボードの数（自動分類ではない場合） | 機密分類 | ❌ | ✅ |
| 自動分類されたボードの数 | 自動分類によって自動的に分類ラベルが割り当てられたボードの数 | 機密分類 | ❌ | ✅ |
エラー、空の状態、履歴の変更を理解する
空の状態やエラーメッセージを解釈する方法を理解することは、Enterprise Guard ダッシュボードのメトリクスを正確に読み取るために不可欠です。この機能がベータ版から一般公開（GA）へと進化するに伴い、さまざまなシナリオの処理方法を積極的に改善しています。以下のセクションには、ベータ版と GA リリースでの期待事項が記載されています。
設定変更時の履歴データの動作を理解する
機能（例えば、機密分類）はデータ収集後に無効になっても、履歴の指標には有効期間中の値が表示されます。例えば、5月に機密分類を無効にし、4月には20件のボードが機密分類されていた場合:
- 4月の値はダッシュボードに表示され続けます。
- 5月のグラフにはデータ収集が停止しているため、0 が表示されます。
既知のベータ版の制限事項
ベータ版リリースでは、すべての空の状態が明確に区別されているわけではありません。例えば、メトリクスは、データが欠落しているか不完全である場合でも、さまざまなグラフで0にデフォルト設定されることがあります。GA ロールアウトでこれに対処し、コンテキストと精度を向上させることを保証します。
✏️ ボードを組織外に移動しても、ダッシュボードとコンテンツ エクスプローラーの指標は更新されません。これらの変更は現在データに追跡および反映されていません。