役割とライセンスは、Enterprise プラン内のアセットに対するユーザーのアクセスレベルを決定する主な要素です。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
役割
Miro の Enterprise プランでは、複数の役割が選択できます。役割は、Enterprise プランのコンテンツや設定のユーザー アクセスレベルを定義します。
会社の管理者 — Enterprise の会社内のすべてのチームを閲覧し、管理することができます。
メンバー — ボードの作成や編集が可能で、Enterprise の会社やチームの閲覧はできますが、管理はできません。
ゲスト — 招待されたボードのみを閲覧、コメント、編集(一部のサブスクリプションのみ)できます。ボードを作成したり、所有したりすることはできません。アカウントやチームを閲覧することはできません。
チーム設定におけるチームの管理者 — 特定のチームの属性を管理することができます。
Enterprise プランのユーザーの役割
ライセンス消費
ユーザーに割り当てられるライセンスには複数の種類があります。ライセンスの種類により、ユーザーのプランへのアクセスに対する料金支払の有無が決まります。
フル — すべての機能が利用できます。
無料 — 標準の Enterprise プラン(フレキシブル ライセンス プログラムなし)の場合、ゲストは閲覧とコメントが利用できます。フレキシブル ライセンス プログラムを有効化した Enterprise サブスクリプションでは、無料ライセンスのメンバーが有料機能(新しいボードの作成、Enterprise プランでのボードの編集の開始もしくは招待を受けてのボードの編集)を使用すると、フルライセンスに自動的に変換されることもあります。詳細はこちらの記事をご覧ください:FLP サブスクリプションのライセンス管理。
制限付き無料 — 閲覧、コメント、編集権限を要求することも可能。標準の(FLP 無し)Enterprise プランでは、サブスクリプションに含まれる有料のフルライセンス数を超過すると、直ちに制限付き無料ライセンスが割り当てられます。FLP プランの場合、ユーザーがプランに参加する際、または会社の管理者によってプランへの参加許可が与えられた場合に、制限付き無料ライセンスが自動的に割り当てられます。詳細はこちらの記事をご覧ください:制限付き無料ライセンス。
フレキシブル ライセンス有り・無しプログラムにおけるユーザー権限の違い
標準 Enterprise プランのユーザーの役割とライセンスの概要
フレキシブル ライセンス プログラム無し
役割 | 会社の管理者 | メンバー | ゲスト |
ライセンス | フル | フル | |
無料 | |||
会社全体の管理と編集 | ✔ | ✘ | ✘ |
会社内のチームの管理 | ✔ | ✘ | ✘ |
ボードやプロジェクトの作成 | ✔ | ✔ | ✘ |
共有ボードの編集 | ✔ | ✔ | ✘ |
共有ボードの閲覧やコメントの追加 | ✔ | ✔ | ✔ |
フレキシブル ライセンス プログラム有り
役割 | 会社の管理者 |
メンバー |
ゲスト |
|||||
ライセンス | フル | フル | 無料 |
|||||
無料 | 無料 | 制限付き無料 | ||||||
制限付き無料 | 制限付き無料 | |||||||
会社全体の管理と編集 | ✔ | ✔ | ✔ | ✘ | ✘ | ✘ | ✘ | ✘ |
会社内のチームの管理 | ✔ | ✔ | ✔ | ✘ | ✘ | ✘ | ✘ | ✘ |
ボードやプロジェクトの作成 |
✔ | 自動変換 | ✘ | ✔ | 自動変換 | ✘ | ✘ | ✘ |
共有ボードの編集 | ✔ | 自動変換 | ✘ | ✔ | 自動変換 | ✘ | ✔ (一部のサブスク リプションのみ) |
✘ |
共有ボードの閲覧やコメント追加 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
よくある質問
- ボードやプロジェクトのアクセス方法の詳細はどこで確認できますか?
— 次の記事をご覧ください:ボードアクセス権、プロジェクト、Miro での役割。 - ユーザーのライセンスをダウングレードする方法を教えてください。
— Enterprise FLP サブスクリプションの場合、会社の管理者は、[会社の設定] または [チームの設定] > [アクティブユーザー]から、ユーザーのライセンスを制限付き無料ライセンスに変更することができます。 - 2 つのチームのメンバーになる場合、そのチームごとでライセンスが必要ですか?
— 2 つのチームが 1 つの Enterprise サブスクリプションに属している場合、必要なライセンスは 1 つだけです。2 つのチームが異なるサブスクリプションに属している場合は、すべてのチームでライセンスが必要になります。