フレキシブル ライセンス プログラム(FLP)を利用することで、すべての新規ユーザーが無料ライセンスや制限付き無料ライセンスを無制限に利用できます。ここでは、無料ライセンスと制限付き無料ライセンスの違いや、フレキシブル ライセンス プログラムの有効化直後から利用できる高度なライセンス管理オプションについて説明します。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
設定者:会社の管理者
デフォルトのライセンス:無料ライセンスと制限付き無料ライセンスの違い
FLP が有効な Enterprise プランをご利用の場合、会社のユーザーがサブスクリプションに参加する際に付与されるデフォルトのライセンス(無料、または制限付き無料)を選択できます。デフォルトのライセンスを設定するには、アカウント担当者にお問い合わせください。
無料ライセンスは、以下の場合、フルライセンスに自動的に切り替わります。
- 無料メンバーが有料機能を利用した場合(プラン内でボードを作成するか、ボードを編集する)、ユーザーの操作によってライセンスが切り替わります
- 他のメンバーをプラン内のボードに編集権限を付与して招待するか、他のメンバーをプロジェクトに編集者として追加した場合、招待によってライセンスが切り替わります
FLP が有効なサブスクリプションの制限付き無料ライセンスによって、ユーザーは、参加しているチーム内のボードの閲覧やコメントの編集が可能になり、会社の管理者に編集権限をリクエストすることもできます。
✏️ 会社の管理者は、リクエスト管理の設定を設定できます。
制限付き無料ユーザーは、ライセンスのアップグレードをリクエストできる
新規ユーザーが利用できるライセンス
メンバーによって Enterprise プランに招待された新規ユーザーや、ジャストインタイム プロビジョニング、ドメイン管理、SCIM などで自動的にプランに追加された新規ユーザーには、アカウントへの参加と同時にデフォルトのサブスクリプション ライセンスが付与されます。
会社の管理者は、招待したユーザーのライセンスを以下に示すオプションから選択することができます。
- 制限付き無料ライセンスを選択して、編集権限を与えずにユーザーを招待する
- 無料ライセンスを選択して、招待したユーザーがボードを編集したり、新しいボードを作成したりするのと同時にフルライセンスを付与する
会社の管理者は、招待したユーザーに無料または制限付き無料ライセンスを付与できる
✏️ ユーザーがすでにサブスクリプションでライセンスを持っている場合、会社の管理者は、そのユーザーをメンバーに招待する際にライセンスを変更できます。詳細はこちらをご覧ください。
✏️ プランで JIT / ドメイン管理の自動キャプチャーを有効にした状態で、プラン内のボードに無料のゲストユーザーとして招待された、企業ドメインに未登録のメールアドレスを持つユーザーは、デフォルトが制限付き無料ライセンスでも、Miro に登録する際に無料ライセンスをプロビジョニングされます。
ライセンス管理
会社の管理者は、[会社の設定] > [アクティブユーザー]、または [チームの設定] > [アクティブユーザー] で、制限付き無料ユーザーに簡単にフルアクセスを付与することができます。[フルメンバーに変更] または [制限を取り消す] を選択します。
制限付き無料ユーザーをフルメンバーへ変更
フルユーザーを制限付き無料ユーザーにダウングレードすることもできます。無料ライセンスを割り当てられるのは新規追加メンバーのみのため、既存のフルメンバーを無料ライセンスにダウングレードすることはできません。
FLP サブスクリプションでは会社の管理者が常時ユーザーを制限付き無料ライセンスにダウングレード可能
複数のユーザーのライセンスを一括でダウングレードまたはアップグレードするには、対象のユーザーにチェックを入れるか、フィルターを適用してリストからユーザーを選択(最大 50 人)して、[一括操作] からオプションを選択します。
一括操作で制限付き無料ライセンスに変更するオプション
FLP が有効になっているサブスクリプションの場合、プランに招待できるフルメンバーの人数に制限はなく、非アクティブなユーザーを制限付き無料ライセンスに常時ダウングレードすることができます。FLP は、組織に必要な追加ライセンス数を決定するのに役立ち、それに応じて契約内容を調整することもできます。
ユーザーが制限付き無料ライセンスにダウングレードされると、ボードへのアクセス権は、閲覧やコメント編集のみに制限されます。ライセンスがダウングレードされても、所有するボードの共有設定は変更できます。