カスタムテンプレートを作成し共有することで、プロセスを標準化し、作業の重複による無駄を省きましょう。
利用可能なプラン:Starter、旧 Business、新 Business*、Consultant、Enterprise、Education プラン
設定者:チームメンバー
* Miro は、今後数か月で新 Business プランを段階的に公開していき、現行の Business プランユーザーの移行も行っていきます。最近 Business プランを購入されたお客様は、すでに新 Business プランの機能をご利用いただける可能性があります。新 Business プランについての詳細と、現在利用しているプランのバージョンを確認する方法をご確認ください。
カスタムテンプレートの作成
- テンプレートにしたいボードに移動します。
- ボードメニューの [このボードをエクスポートする] アイコンをクリックします。
- [ボードをテンプレートとして保存] を選択し、必要に応じてテンプレートの詳細を更新後、[テンプレートを保存する] をクリックします。
⚠️ ノートのコンテンツをカスタムテンプレートの一部として保存することはできません。
エクスポートメニューの [ボードをテンプレートとして保存] オプション
- テンプレートとして保存したいオブジェクトのグループを選択します。ロック解除されていることをご確認ください。ロックされたオブジェクトを使用する場合は、まずロック解除してテンプレートを保存してから、編集モードで再ロックします。
- コンテキストメニューの三点リーダーをクリックします。
- [テンプレートとして保存] を選択し、必要に応じてテンプレートの詳細を更新後、[テンプレートを保存する] をクリックします。
オブジェクトのコンテキストメニューの [テンプレートとして保存] オプション
- 作成ツールバーの [テンプレート] アイコンをクリックします。
- テンプレートピッカーのカスタムテンプレートのセクションに移動します。
- ご利用のプランに基づいて、ニーズに合うオプションをクリックします(会社、チーム、個人用)。
✏️ 表示されるオプションはプランによって異なります。Starter と旧 Business プランの場合、カスタムテンプレートの下に「個人用」と「チーム」のオプションが表示されます。
「会社」、「チーム」、「個人用」オプションは、Starter、新 Business、Consultant、Enterprise、Education のプランで利用可能です。 - [新しいテンプレートを作成する] をクリックします。新しいボードが開き、新しいテンプレートをゼロから作成できます。
新しいテンプレートをゼロから作成
テンプレートはデフォルトにより「New template」(新しいテンプレート)と名付けられます。
テンプレートの詳細(テンプレート名、概要、共有ステータス、プレビュー)を更新するには、以下の操作を行います。
- 左上のテンプレート名を選択します。
- 変更を加え、[変更を保存する] をクリックして更新します。
新しいテンプレートを保存
✏️ カスタムテンプレートは、作業中のボードが所属しているチームのライブラリーに保存されます。1 つのチームでカスタムテンプレートを保存した場合、テンプレートを別途作成するか、会社全体で共有(Enterprise、新 Business*、Consultant プラン限定)しない限り、別のチームからアクセスすることはできません。
テンプレートの使用と管理
異なるテンプレートの組み合わせ
ボードには、好きなだけテンプレートを追加することができます。プロジェクトのニーズに合うようにテンプレートを自由に組み合わせましょう。
プレビューの閲覧、概要の確認、カスタムテンプレートの利用
カスタムテンプレートのページでは、テンプレートカードの下に作成者名とプロフィール写真が表示されます。テンプレート上にマウスオーバーすると、使用するか、テンプレートをプレビューをするかのオプションが表示されます。
テンプレートピッカー上のカスタムテンプレート
プレビューは、ボードへの追加前に適切なテンプレートを特定するのに役立ちます。プレビューには、テンプレート名、概要、テンプレートの小型サンプルが表示されます。プレビューでテンプレートの編集や削除をすることもできます。
✏️ ボードのプレビューエリアを変更する場合は、テンプレート編集し、閲覧開始エリアをリセットします。
カスタムテンプレートのプレビュー
テンプレートの編集と削除
設定者:テンプレート所有者、コンテンツ管理者権限を持つ会社の管理者(Enterprise プラン)
作成したテンプレートを簡単に変更または削除することができます。テンプレートを編集または削除するには以下を実行してください。
- テンプレート ギャラリー内で編集または削除したいテンプレートに移動します。
- 該当するテンプレート上にマウスオーバーし、コンテキストメニューの三点リーダーをクリックします。以下ののオプションが表示されます。
- [編集]
- [削除]
テンプレートピッカーに表示される [編集] と [削除] ボタン - テンプレートの詳細を編集するには、[編集] オプションをクリックします。
- 左上のテンプレート名をクリックします。テンプレート名、概要、プレビューエリア、共有オプションを変更できます。完了後、[変更を保存する] をクリックします。
- テンプレートを削除するには、[削除] オプションをクリックします。これで、テンプレートはすぐに削除されます。この削除を元に戻す場合は、ボード下部に削除を元に戻すオプションが表示されます。
カスタムテンプレートの共有
テンプレートへのアクセスレベル
テンプレートは非公開のままにすることも、チームあるいは会社内で共有して、作業の重複による時間の無駄を省くこともできます。
カスタムテンプレートには、個人用、チーム、会社の 3 つのアクセスレベルがあります。
- 個人用テンプレートは、作成者のみに表示されます
- チームで共有するテンプレートは、チームメンバー全員が利用できます
- 会社で共有するテンプレートは、サブスクリプション内のすべてのチームで共有されます(Enterprise、新 Business*、Consultant プランで利用可能)
編集モードに入って、テンプレートピッカーからアクセスレベルを更新することができます。
- 作成ツールバーの [テンプレート] ボタンをクリックします。
- テンプレートが属するアクセスレベル(個人用、チーム、会社)を選択します。
- テンプレート右上の三点リーダーをクリックし、[編集] を選択します。
- ボード左上のテンプレート名をクリックし、アクセスレベルを変更した後、[変更を保存する] をクリックしてアクセスレベルを更新します。
テンプレートのリンクの共有
リンクを共有することで、他のメンバーに正しいテンプレートを素早く入手してもらい、推奨されたリソースをより多くのメンバーに提供し、非公開で独自の Miroverse を作成することができます。
共有したいテンプレートに移動し、共有リンクを以下の 2 つの方法でコピーします。
- コンテキストメニューの三点リーダーをクリックし、[リンクをコピー] を選択します
- [プレビュー] をクリックしてテンプレートの詳細を確認し、右上の [リンクをコピーして共有する] を選択して共有します
テンプレート プレビューでテンプレートのリンクをコピーするオプション
チームメンバーがリンクを開くと、テンプレートのプレビューページが表示されます。なお、リンクをコピーできるのは、共有されたテンプレートのみとなります。
✏️ 特定のカスタムテンプレートを閲覧することができるユーザーを表示する注記があります。誰が閲覧可能なのかは、テンプレートカードの三点リーダーをクリックすると「〜に表示」、または、テンプレート プレビュー内の「〜にのみ表示」で示されます。例えば、「開発者チーム」専用のテンプレートを作成した場合、テンプレートをプレビューすると、「開発者チームにのみ表示」のメッセージが表示されます。
会社テンプレートと管理者機能
利用可能なプラン:Enterprise プラン、Consultant プラン、新 Business プラン*
設定者:会社の管理者
会社の管理者は、以下のテンプレート機能を利用することが可能です。
- 会社テンプレートの作成
- 共有テンプレートの管理(編集と削除)
- テンプレートの利用状況に関する管理者インサイトの把握
管理者以外の役割を持つユーザーには、会社で共有するオプションが表示されますが、会社で共有するテンプレートを作成するには、自分のボードに会社の管理者を招待し、そのボードから管理者に会社のテンプレートを作成してもらう必要があります。
会社の管理者は会社全体でカスタムテンプレートの共有が可能
会社のテンプレートは、[会社] のラベルがタグ付けされるので容易に識別できます。
タグ付きの会社のテンプレート
✏️ 会社の管理者は、テンプレートの設定画面内のものを編集することができますが、ボードのコンテンツ自体を編集することはできません。

インサイトで確認できるよく使われるテンプレート
よくある質問
- テンプレートピッカーを開き、カスタムテンプレート エリアで削除したいテンプレートを検索します。
- テンプレート上の三点リーダーをクリックし [削除] を選択します。テンプレートの削除は、テンプレート所有者と Enterprise プランでコンテンツ管理者のアクセス権限をもった会社の管理者のみしか行なえませんので、ご注意ください。