Miro は、ユーザーが特定のアプリ内で簡単にボードを共有できるように、いくつかのアプリと統合することができます。対応アプリの例として、Zoom、Microsoft Teams、Jira、Confluence、Airtable、Trello があります。Miro マーケットプレイス でその他の対応アプリを確認できます。対応アプリに埋め込まれたボードに、ユーザーごとに異なるレベルのアクセス権限を与え、Miro 内からこれらのボードへのアクセス権限を管理できます。
埋め込みボードへのアクセス権限を付与する
外部アプリでボードを共有する場合、アプリ内のユーザーに、閲覧 / コメント / 編集権限を指定して付与することができます。ユーザーは、Miro プロフィールなしで外部アプリ内のボードにアクセスすることができます。ボードを公開共有しなくても、Miro に未登録のユーザーに対して、外部アプリに埋め込んだボードのアクセス権を設定することができます。
埋め込みボードへのアクセス権の設定
ボードは埋め込んだアプリ内でのみアクセスできます。埋め込みボードに設定したアクセスレベルは、そのアプリ内でのみ機能し、アプリ外の共有設定には影響しません。
例えば、非公開ボードが、誰でも閲覧可能なアクセスレベルのアクセスリンクで Microsoft Teams のチャンネルに埋め込まれている場合、その Microsoft Teams チャンネルのユーザーは、Miro にログインすることなくボードを閲覧することができます。同じユーザーがこのリンクを使用して、Microsoft Teams チャンネルの外でボードにアクセスしようとしても、アクセスすることはできません(ボードが公開されていない限り)。
ただし、アプリ外のボードへのアクセスレベルの方が厳しい場合、Miro 側のボードの共有設定が優先されることに注意してください。例えば、Miro 側のボードの設定が公開なら、埋め込みボードの設定が非公開でも、Microsoft Teams では誰でもボードにアクセスすることができます。
✏️ 制限付き無料ライセンスユーザー向けの埋め込みボードアクセスの詳細をご覧ください。
✏️ 非アクティブなボードや、ユーザーが閲覧権限しか持たないボードの場合、埋め込み機能は利用できません。
✏️ Free チームに保存されているボードは、コメント権限を付与して埋め込むことはできません。
️✏️ Enterprise プランの Miro ユーザーの場合、アクセス設定は組織全体のアクセス管理に順ずるため、共有オプションが一部制限される可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。Managing Enterprise sharing policy for embed integrations(インテグレーションの埋め込みに関する Enterprise 共有ポリシーの管理)。埋め込みボードへのアクセス権限の管理
対応する外部アプリに埋め込まれたボードへのアクセス権限は、簡単に追跡、管理、取り消すことができます。
実行可能なユーザー:ボード所有者、ボードの共同所有者
利用可能な環境:デスクトップ ブラウザー、デスクトップアプリ
埋め込みボードへのアクセス権限を管理し、取り消す方法:
- [共有] ボタンをクリックして、Miro ボードの共有設定を開きます
- [共有設定] を選択します
- [埋め込み] タブを開きます。
- ボードが埋め込まれた外部アプリケーションが次の項目とともに表示されます:埋め込みボードのインテグレーション名、ボードをいつ・誰が埋め込んだか、アプリ内でのボードのアクセス設定
- アプリ内のボードへのアクセスを取り消すには、アプリの横にある [Revoke access] (アクセスの取り消し)をクリックします。このアクションを取り消すことはできませんのでご注意ください。
✏️ 一部の古いリンクでは、アクセスレベルとアプリケーションのみが表示され、ボード作成者や埋め込まれた日付といった情報は表示されません。
アクセスリンクを削除する
埋め込みボードへのアクセス権限が取り消されると、アプリ内でのボードへのアクセスが制限されます。Miro 側でボードが共有されていると、権限の取り消し後もアプリ内でボードに継続してアクセスできる可能性があることに注意してください。以下はその一例です。
- ボードが、外部アプリ内で誰でも編集でき、Miro 側で閲覧用に公開共有されている場合、埋め込みボードへのアクセスが取り消されても、誰もがアプリ内でボードを引き続き閲覧できます。
- ボードが非公開で、他のユーザーとの共有がメール経由でのみ実施されている場合、アプリ内で埋め込まれたボードにアクセスするためには、ログインが必要になります。
💡 Enterprise 組織で、外部アプリ内の埋め込みボードへのアクセス権限の設定に制限を加えたい場合は、インテグレーションの埋め込みに関する Enterprise 共有ポリシーの管理を参照してください。
埋め込まれたボードへのアクセスリンクの管理は、モバイルおよびタブレット端末ではまだサポートされていません。