ボードの機密分類では、Enterprise プランユーザーがボードにラベルを割り当てて、ボードのコンテンツの機密レベルを指定することができます。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
利用可能なもの:デスクトップ、タブレット
ボードの機密分類を設定する
設定者:会社の管理者
会社の設定の [セキュリティー] タブから、ボードの機密分類の設定をみつけることができます。トグルを有効にすると、Enterprise プランの組織のボードの機密分類を有効化します。
Enterprise プランのボード機密分類設定
会社の管理者は、最大 9 種類のラベルを有効化して設定し、そのうちの 1 つをデフォルトとして組織内のすべての新しいボードに設定することができます。デフォルトでは、カスタマイズ可能な 4 つのラベルが表示されます。ラベルを変更するには、三点リーダーをクリックして [編集] を選択します。ラベルの名前、色、概要を編集し、[保存] をクリックします。編集モードでは、ラベルのプレビューが表示されます。
ラベルの編集
ラベルを削除するには、三点リーダーをクリックして該当するオプションを選択します。なお、デフォルトのラベルを削除することはできません。
ラベルの削除
また、自社の機密分類ガイドラインへのリンクを追加することで、コラボレーターが既存のデータ機密分類ポリシーについての詳細を知ることができます。
機密分類ガイドラインの URL 設定
以下の点にご注意ください。
- 機密分類は社内での提案であり、ボード共有設定に影響しません。つまり、ボードを機密分類を超えて共有することができます。
この機能が有効化される前に作成されたボードは、機密分類無しとされます。
ボードを複製すると、新しく複製されたボードにも現在の機密分類ラベルがコピーされます。
現在、プレゼンテーション モード、スマート会議モードや、モバイル上ではラベルは表示されません。
会社レベルにデフォルトのラベルを追加
新しく作成されたボードの機密分類ラベルを選択します。Enterprise プランの組織で作成されたすべての新しいボードには、デフォルトのラベルが割り当てられます。
デフォルトの機密分類ラベルの設定
チームレベルでのデフォルトラベルの追加
設定者:会社の管理者、チームの管理者
会社とチームの管理者は、[デフォルトのラベルを上書きする] を有効化することができ、チームレベルでのデフォルトラベルを設定することができます。そのチームで作成された新しいボードには、会社レベルで設定されたデフォルトラベルを上書きするこの新たなデフォルトラベルが適用されます。この設定を有効化するには、[チームの設定] > [管理者権限] に移動して、下にスクロールしてください。
なお、チームの上書きラベルは、会社レベルでデータ機密分類設定が有効になっている場合にのみ設定できます。新しく作成されたチームの場合、チーム作成時にデフォルトの設定を選択すると、この設定は無効になります。
チームレベルでのボード機密分類設定
機密分類ラベルをボードに追加
設定者:ボード所有者、ボード共同所有者、チームメンバーの編集者、コンテンツ管理者権限を持つ会社の管理者
会社の設定でボードの機密分類が有効になっている場合、ユーザーはボードのラベルの確認や変更を行うことができます。データ機密分類のラベルは、ボードの左上に表示されています。アイコンにカーソルを合わせると、コラボレーターにラベル名と概要のツールチップが表示されます。
ボード所有者、ボード共同所有者、チームメンバーの編集者、コンテンツ管理者権限を持つ会社の管理者は、機密分類アイコンをクリックするか、ボードの詳細から、機密分類ラベルを更新することができます。ラベルを選択して [更新] をクリックします。会社の管理者が設定でガイドラインへのリンクを追加していた場合、ユーザーはポップアップ上のリンクから詳細を確認することができます。
最新のユーザー インターフェイスでボード上の機密分類ラベルを変更
ダッシュボード上でのボード機密分類の絞り込み
データ機密分類を有効にしている Enterprise プランのユーザーは、ダッシュボード上でラベルによるボードの絞り込みをすることができます。[Any classification(すべての機密分類)] がデフォルトで選択されています。
ダッシュボード上でのボード機密分類の絞り込み