利用可能なプラン:すべての Miro プラン
利用可能な環境:デスクトップおよびスマートボードデバイス
「AI で作成」アプリを利用すると、Miro ユーザーは Miro AI を使用してボードにコンテンツを自動的に生成できます。
「AI で作成」にアクセスする方法
「AI で作成」アプリを開くには、作成ツールバーのすぐ上にある左側のツールバーを利用します。
✏️ [AI で作成する] オプションが表示されない場合は、管理者がチームで有効にしていない可能性があります。管理者にアクセスについて問い合わせてください。
メニューバーの上部に表示される [AI で作成する] のアイコン
アプリには、必要な出力タイプを選択するセクション、プロンプトを入力するボックス、結果を生成するボタンの 3 つの主要なセクションがあります。選択できる出力は、付箋、ダイアグラム、文書、画像のいずれかです。
[AI で作成] パネル
対応しているウィジェットの種類
「AI で作成」アプリが対応するウィジェットには 4 種類あります。付箋、画像、文書、ダイアグラム(マインドマップを含む)まず、「AI で作成」を使用して生成したいウィジェットを選択します。
使用するウィジェットの種類を選択すると、簡単にコンテンツを生成できるよう、関連するプロンプトの提案がパネルに表示されます。
「AI で作成」で利用できる付箋、文書、画像、ダイアグラムのウィジェット 4 種
「AI で作成」のプロンプト
プロンプト入力ボックスには、AI がコンテンツを生成するために使用するテキストを入力できます。選択したウィジェットの種類に応じて、入力ボックスにさまざまなプロンプトの提案が表示されます。たとえば、付箋のプロンプトでは、アイデア、課題、ユーザーストーリー、「How Might We」などの提案が表示されます。
提案をクリックすると、そのプロンプトを入力ボックスに入力できます。
「AI で作成」では特定のユースケースのプロンプトを生成可能
ただし、独自のプロンプトを書くことをお勧めします。最良の結果を得るには、できる限りの詳細をプロンプトに記入してください。
プロンプトを自分で書くか、提案されたものを選んだら、[生成] ボタンをクリックしてAI 生成プロセスを開始します。[生成] ボタンを押すと、[生成を停止] ボタンが表示されます。コンテンツの生成が完了する前であれば、プロンプトを編集したい場合など、いつでもこれを押してコンテンツ生成を停止させることができます。
AI コンテンツのボードへの配置方法
AI は、コンテンツを生成した後、既存のコンテンツと重複しないよう、キャンバスへの配置に適した場所を見つけます。この機能はボードの整理に役立ち、ボードが雑然とするのを防ぎます。ユーザーは、必要に応じて好きな位置にコンテンツを移動できます。
既存のコンテンツからの AI コンテンツ作成
背景情報の選択では、付箋または文書を生成する際にボードの既存のコンテンツを入力として利用できます。これにより、ユーザーが書かなければならないプロンプトの複雑さを軽減し、生成される結果に考慮するべき具体的で重要な情報を AI が認識できるようになります。
閉経情報を設定するには、AI に考慮させたいボードのコンテンツを選択します。
ボードオブジェクトを選択して、AI に追加の背景情報を提供
⚠️ 「AI で作成」使用の際にはテキストのみが抽出され、線や図形、画像は抽出されません。
選択したオブジェクトにサポートされていない要素が含まれている場合は通知が表示されます。背景情報を削除したい場合は、コンテンツの選択を解除してください。有用なコンテンツをプロンプトに含めることで、AI の出力が向上し、より有用な結果を生成できます。
たとえば、チームでふりかえりを行った後、ふりかえりで収集した付箋をすべて選択し、文書を作成して「重要なポイントをまとめる」よう AI に求めることができます。[生成] ボタンを押すと、結果生成のための背景情報としてすべての付箋が使用されます。
既存コンテンツの変換
コンテキストメニューオプションでは、ボードの既存コンテンツを異なる種類のコンテンツ(文書、付箋、ダイアグラム、画像など)に変換できます。コンテンツ各種のセカンダリメニューを使用すると、事前に定義されたプロンプトを選択できます。
コンテンツの種類を選択すると、既存のコンテンツは瞬時に変換されます。
既存のコンテンツを選択した場合、Miro AI は、コンテンツを他のオブジェクトに変換したり、ユーザーに代わって一定の操作を行ったりできます。たとえば、付箋を選択すると、Miro AI は重要なテーマの特定やリサーチ文書の作成を行えます。
Miro でオブジェクトを選択するたびに、コンテキストメニューの [Miro AI] アイコンをクリックして、利用可能なコンテキスト オプションを探ってみてください。
Miro AI のコンテキストメニューで表示される付箋コンテンツのオプション
Miro AI によるコンテンツの編集
ボード上のコンテンツで作業をする際に、Miro AI を使用してさまざまな編集タスクを実行できます。
Miro AI でコンテンツを編集する手順は次の通りです。
- 編集したいコンテンツをハイライト表示します。
- [Miro AI] アイコンをクリックします。
Miro AI のテキスト編集オプション
- 実施したい編集アクションを選択します。
- 文法とスペルを修正する。
- 短くする
- より明確に書き換える。
- 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語に翻訳する
- 親近感、専門的、ビジネス、快活・大らかな語調に変更する
- Miro AI ダイアログが開き、提案と 3 つのオプションが表示されます。
- もう一度試す
- 下に挿入する
- 選択範囲を置き換える
AI によるマインドマップ
Miro AI を利用したマインドマップのコンテンツ生成には、さまざまなブレインストーミング プロンプトの生成からマインドマップの全コンテンツの生成まで、いくつか異なる方法があります。
マインドマップでルートノードを作成したら、ルートノードのコンテンツに基づいて Miro AI がマインドマップ全体を生成できます。
マインドマップを生成する手順は次のとおりです。
- ルートノードを作成し、コンテンツを追加します。
- Miro AI アイコンをクリックします。
- [マインドマップを生成する] をクリックします。
マインドマップを生成するのアクションが表示された Miro AI メニュー
- マインドマップは、ボードのルートノードの周辺に配置されます。
- [保存する]、[再び試す]、または[削除する] から選択します。
Miro AI を使用して生成されたマインドマップの例
- 生成されたマインドマップをニーズに合わせて編集します。
Miro AI でマインドマップを作成するには、[質問で拡張]、[アイデアで拡張]、[トピックで拡張] といった他の方法もあります。これらにアクセスする手順は次の通りです。
- ルートノードを作成し、コンテンツを追加します。
- Miro AI アイコンをクリックします。
- [質問で拡張]、[アイデアで拡張]、[トピックで拡張] をクリックします。
拡張のオプションが表示された Miro AI メニュー
- [質問で拡張] を選択すると、ルートノードに関連する質問でマインドマップが埋められます。これらを使って他に追加するノードをブレインストーミングできます。
- [アイデアで拡張] を選択すると、アイデアでマインドマップが埋められるので、こうしたアイデアを検討できます。
- [トピックで拡張] を選択すると、一般的なトピックのアイデアでマインドマップが埋められて、さらなるブレインストーミングに利用できます。
トピックで拡張のアクションを利用して作成したマインドマップの例