プロジェクトや製品のレビューおよびアップデートに対するフィードバック、製品のブレインストーミングの際のアイデア生成、ふりかえり実施時の次のステップに関する提案などをお望みの場合は、Miro ボード上のコンテンツを利用する「AI パートナー」機能を利用できます。
利用可能な環境:すべての Miro プラン
利用可能なプラン:デスクトップ、インタラクティブ ディスプレイ
インテリジェント テンプレートの AI パートナー
一部のインテリジェント テンプレートには、アイデアの生成、次のステップの作成、フィードバックや提案の取得を行える AI パートナーのボタンがあります。これらのボタンは、テンプレート内でボタンが作用するコンテンツ周辺の適切な位置に表示されます。
AI パートナーボタンを含むインテリジェント テンプレート
本記事公開の現時点では、AI パートナーボタンが備えられたインテリジェント テンプレートは以下のとおりです。
- プロジェクトレビュー(「製品リーダー」として表示されます)
- 製品概要ブレスト(製品リーダー)
- Start, Stop, Continue(「アジャイルコーチ」として表示されます)
- 短時間のふりかえり(アジャイルコーチ)
- バラ、つぼみ、とげ(アジャイルコーチ)
- 喜、怒、哀(アジャイルコーチ)
- 学習ループのふりかえり(アジャイルコーチ)
- ふりかえり用 4L モデル(アジャイルコーチ)
- 市場進出(GTM)戦略(パートナー、Product Marketing Alliance による「製品マーケター」として表示されます)
Product Marketing Alliance(PMA)AI パートナーは、Miro と PMA 作成コミュニティーの独占コラボレーションにより作成されました。製品マーケティング分野でトップのプロフェッショナルが作成したインサイトを取り入れることができます。ボード上でマーケティング戦略のイテレーションと検証の実施に利用できます。
コンテキストメニューから PMA を使用すると、フレーム、付箋、テキストの内容に対するフィードバックや提案を得られます。PMA パートナーは、テンプレートピッカーから利用できる市場進出(GTM)戦略テンプレートにも含まれています。
これらのテンプレートを使用すると、AI パートナーの起動ボタンがテンプレート内の関連する位置、つまり出力用フレーム(ボタンがあるフレームで、入力用フレームに含まれていない唯一のフレーム)に表示されます。
コンテキストメニューの AI パートナー
インテリジェント テンプレートを利用せずに作成したボードで AI パートナー機能を使用したい場合は、関連コンテンツを選択するとコンテキストメニューに AI パートナーが表示されます。
コンテキストメニューから AI パートナーを利用する手順は次のとおりです。
- AI パートナーで使用したいフレーム、テキスト、付箋のコンテンツを選択します。
- コンテキストメニューで [Miro AI] アイコンをクリックします。
- AI パートナーで実行したい操作を選択します。選択肢としては、製品リーダーまたは Product Marketing Alliance を利用する「フィードバックと提案」、製品リーダーを利用する「アイデアを生成」、アジャイルコーチを利用する「主なテーマを特定」または「次のステップを提案」があります。
コンテキストメニューから利用可能なパートナー機能
- AI パートナーは、即座に選択されたコンテンツのレビューを開始し、関連する出力を生成します。
AI パートナーボタンの仕組み
インテリジェント テンプレートをボードに読み込んだら、AI パートナーのボタンを探します。ボタンはボード上のオブジェクトに含まれており、製品リーダー、アジャイルコーチ、Product Marketing Alliance のうちいずれの視点で動作するかが示されます。
「製品概要ブレスト」テンプレートの製品リーダー AI パートナーの例
AI パートナーは、テンプレートの出力フレーム以外のすべてのフレームを含む、ボード上の関連コンテンツを分析します。
行動を提案するよう設計された AI パートナーでは、ボード上のアクションアイテムのセクションの下、または、ボード上のテンプレートの右側で最も近い利用可能な空白スペースに、付箋として提案内容が追加されます。
アジャイルコーチの AI パートナーが提案する次のステップの例
フィードバックを提供するよう設計された AI パートナーでは、コメントがコンテンツに直接追加されます。追加されたら、コメントを確認して対応、または解決できます。AI パートナーのコメントは、ボードにアクセスできるユーザー全員に表示されます。
コメントとしてボードに直接残されるフィードバック