データ検出のプロセスでは、技術的には正確でありながら、さまざまなセキュリティー ポリシーや組織固有のニーズに基づいて機密データとは見なされない、または関連性がないものが一致と判定される場合があります。セキュリティーやプライバシーのリスクを生じさせない一致を抑制することは、データ検出のプロセスを組織特有のデータセキュリティーとプライバシー要件に適合させるうえで非常に重要です。
また、ボード上のデータは機密である可能性が高いとして、システムが誤った判定(誤検出)を行う場合もあります。関連語の近接性、機密データの書式設定など、さまざまな要因がこれらの発生原因となります。 誤検出による一致を抑制することもできます。
誤検出による一致を抑制すると、リアルタイムで更新が行われます。ボードの機密分類と適用されたガードレールも、自動機密分類とインテリジェント ガードレールの設定に基づいて更新されます。
✏️ 誤検出による一致を抑制するには、機密コンテンツ管理者の役割が必要です。機密コンテンツ管理者の役割をリクエストするには、会社の管理者に連絡します。
機密コンテンツの一致を抑制する手順は以下のとおりです。
- コンテンツ エクスプローラーのページを既に開いている場合はステップ 2 に進みます。
コンテンツ エクスプローラーのページを開いていない場合:
a. Miro の設定に移動します。
b. 左側のペインの [セキュリティーとコンプライアンス] で、[コンテンツ エクスプローラー] をクリックします。 - コンテンツ エクスプローラー / データ検出ページで、確認したいボードをクリックします。
画面右側にスライドアウトパネルが表示されます。図 1:スライドアウトパネル
- 抑制したい機密データの一致の横にある三点リーダーをクリックし、[一致を非表示にする] を選択します。更新はリアルタイムで行われることに留意してください。ボードの機密分類と適用されたガードレールも、自動機密分類とインテリジェント ガードレールの設定に基づいて更新されます。
誤検出による一致を抑制すると、リアルタイムで更新が行われます。ボードの機密分類と適用されたガードレールも、自動機密分類とインテリジェント ガードレールの設定に基づいて更新されます。
抑制したい機密データの一致ごとに、この手順を繰り返します。 - コンテンツ エクスプローラーの結果リストで、次に操作したいボードをクリックして必要な操作を行うか、パネルの右上にある [閉じる] ボタンをクリックしてスライドアウトパネルを閉じます。