対象ユーザー: Enterprise プランの会社管理者およびチーム管理者
Enterprise サブスクリプションの会社管理者は、Miro MCP サーバーを組織で利用可能にするかどうかを制御できます。この設定により、チームが Miro と連携する AI インテグレーションを利用できるかどうかが決まります。
Miro MCP(Model Context Protocol)を使用して、Miro ボードを MCP 対応の AI ツールに接続します。有効化かつ認可されている場合、AI エージェントは Miro MCP ツールを通じて特定のボードからコンテキストを読み取り、コンテンツの要約や図の作成などの操作を実行できます。このガイドでは、前提条件、有効化、ガバナンス、トラブルシューティングについて説明します。
開始前に
- スコープの決定:組織全体で有効化するか、特定のチームのみで有効化するかを決めます(ボードレベルの権限は引き続き適用されます)。
MCP サーバーの有効化または無効化
MCP サーバーを有効にするには:
- 管理設定 > アプリとインテグレーション > MCP に移動します。
- スコープを選択します。
- 組織:組織内のすべてのユーザーが、アクセス権のあるボードに対して MCP を認可できます。
- 特定のチーム:該当チームのユーザーのみ MCP を認可できます。ボードレベルの権限は引き続き適用されます。
- トグルをオンに切り替えます。変更は即時に反映されます。
一時的に使用を停止するには、同じ場所で Miro MCP をオフに切り替えます(新しいツールの呼び出しが停止されます)。
アクセスと権限のしくみ
MCP を有効化すると、以下が許可されます:
- ユーザーの認可により、外部の AI エージェントがボードコンテンツを読み取ること
- AI ツールが Miro ボード上でコンテンツを作成または変更すること
- Miro とサードパーティーアプリケーション間での安全なデータ交換
セキュリティーに関する重要な考慮事項:
- すべてのアクセスは OAuth 2.1 を通じて認証されます
- ユーザーは、閲覧権限があるボードにのみアクセスを許可できます
- Enterprise セキュリティーのコンプライアンスが維持されます
- すべての操作に標準 API レート制限が適用されます
- 組織内のユーザーは MCP サーバーに認証することで、外部のサードパーティー AI エージェントがユーザーに代わってボード上のコンテンツを読み取ったり作成したりできるようになります
組織内での MCP の管理
管理者として、以下の点を考慮してください:
- コミュニケーション: Miro MCP の利用可否と活用事例についてチームに周知する
- トレーニング: 各種 AI ツールで MCP を効果的に使用するためのガイダンスを提供する
- ガバナンス: AI 生成コンテンツの適切な利用に関するガイドラインを策定する
- モニタリング: MCP の使用状況を定期的にレビューし、必要に応じて設定を調整する
Miro 環境でのアプリ管理の詳細については、アプリ管理に関するドキュメントをご覧ください。
ロールアウトに関するガイダンス
- 少数から開始:パイロットチームとして 1〜2 チーム(例:エンジニアリングやプロダクト)で有効化し、効果と管理体制を検証します。
- プロンプトの運用ルールを徹底:すべての MCP プロンプトに完全なボード URL を含めるようユーザーに求めます。
トラブルシューティング
- 「クライアントに Miro MCP ツールが表示されない」
- MCP が組織または対象チームで有効化されていること、およびユーザーがそのチームに所属していることを確認します。
- OAuth フローを再実行し、MCP が有効なチームを選択します。
- クライアントが MCP に対応しており、サポート対象のクライアント一覧に含まれていることを確認します。
- 「プロンプト時にアクセスが拒否される」
- プロンプトに完全なボード URL が含まれていることを確認してください。エージェントがボードを自動検出することはありません。
- ユーザーが Miro でそのボードへのアクセス権を持っていることを確認してください。
- 「今すぐ使用を一時停止する必要がある」
- 管理設定 > アプリとインテグレーション > Miro MCP で MCP をオフに切り替えます。