アプローチ方法の決定
通常、優れた Miroverse のテンプレートのボードには 2 種類あります。知識を与えるボードとインスピレーションを与えるボードで、ボードによってはその両方が当てはまる場合もあります。素晴らしいボードを作成するには、少なくともどちらかに優れていなければなりません。
知識を与えるボード
ボードをコミュニティー テンプレート、教育のツールとして考えてください。体系化されたボードは、ユーザーが自分の目的に合わせてアレンジしていく際の出発点となります。
以下は知識を与えるボードの例です。
- Julia Cowing @Mailchimp による The Customer Question Board
- AJ&Smart による Lightning Decision Jam
- Xero による Service Blueprint Workshop
インスピレーションを与えるボード
ボードを模範、自分の仕事や作品の紹介として考えてください。実際のボードのコンテンツを見る人が、インスピレーションを得るのに役立ちます。
以下はインスピレーションを与えるボードの例です。
- Shishir Mehrotra @Coda による Shishir's Guide to Whiteboard Framing
- Stan Khrushchev による Full Customer Journey Map Example for Auchan
- Joanna Kim @Miro による Digital Event Planning for Distributed 2019
コンテンツを共有するための準備
ボードの設定
- 明確なスタート地点と流れを作成する。明確な構造を保ちながら、最初からプロセスの一つ一つを簡単に辿えるようにします
- 例を挙げてガイダンスを与える。多く人は、具体的なアプローチと体験に興味を持つでしょう。予想回答数の目安になる白紙の付箋、アイデアを引き出す文章の書き出し、最終結果の例など、実例を挙げることは大変役に立ちます
- 簡単なカスタマイズ。テンプレートは、ユーザーがそれを基に作成し、独自のものにできる素晴らしい出発点です。ロックされた要素の数を制限することで、コンテンツの柔軟性を保ちます
- 関連性と有用性を維持する。他のユーザーが実際にテンプレートを使用することを考慮し、ロゴや個人経歴などの自己宣伝要素は最小限にとどめます
💡 AJ&Smart による Lightning Decision Jam の例をご覧ください
良いストーリーの伝達
- シンプルな導入。100~200 語の短い導入だけで説明に導きましょう
- インサイトとユニークなアプローチ。コンセプトやアプローチの独自性を閲覧する人が理解できるようにします。ここでは、なぜこのボードが自分やチームにとって重要なのか、いくつかのインサイトを提供しましょう
- 始めるにあたっての役に立つヒント。ボードがすぐに役に立つように、ボードを使い始める際のベストプラクティスをいくつか紹介します。ハウツーの段階的な説明、アプローチに関するヒント、適切なマインドセットに入るための 3 つのリマインダーなどがよいでしょう
- 重要なポイント。最後に、閲覧する人に学んでもらいたい重要なポイントの再確認を促すと効果的です
💡 Shishir Mehrotra @Coda による Shishir's Guide to Whiteboard Framing の例をご覧ください
パーソナライズされたウォークスルービデオの作成
- 推奨する動画の長さは 3~15 分程度ですが、時間制限は特にありません
- Loom や他の画面録画ツールで簡単に録画することができます
- あなたの独自のアプローチとフレームワークが解決する問題を強調する関連インサイトを加えましょう
- ただし、コンテンツは自由なので、ハイレベルな概要、プロセスの手順を追った短いウォークスルー、あるいは実例を示す実写などでも作成できます。
- フレームは手順を説明するのに役立ちます
💡 Tim Herbig による Product Discovery Ideation Sessionの例をご覧ください