利用可能な対象：Jira Cloud、Jira Server（オンプレミス）、Datacenter（LDAP 保護も）
設定者：プロジェクトの管理者権限がある Miro のチームの管理者と Jira システムの管理者
⚠️ 技術的な問題が発生した場合、起こり得る問題とその解決方法についての記事をご覧ください。
️💡 Jira カードについての詳細は、Jira カードの FAQ と Jira カードの WebHook の設定方法に関する記事をご覧ください。
Jira と Miro の設定
✏️️ ️ Jira のメニューは、使用している Jira バージョンによって異なる場合がありますが、一般的なフローは同じです。以下の手順は、Atlassian サポートでも確認できます。
ステップ 1 - アプリケーションのリンク
まず、アプリケーションのリンクを作成し、設定します。
1. [Jira の設定] > [プロダクト] > [インテグレーション] > [アプリケーションのリンク] に移動します。
2. [新規リンクを作成する] をクリックします（より新しいバージョンの Jira Cloud や Server を使用している場合は、Atlassian プロダクト / 受信リンクの作成を選択します）。https://miro.com を入力します
Miro のサイトアドレスをアプリケーションのリンクリストへ追加
3. その後、以下のダイアログウィンドウが表示されます。URL をダブルクリックするか、[続行] をクリックします。
アプリケーション URL ウィンドウの設定
4. [アプリケーションのリンク] ウィンドウで、[アプリケーション名] と [アプリケーション タイプ] を入力し、[続行] をクリックします。
アプリケーション名とアプリケーションタイプ フィールドは必須です
アプリケーション リンクの「アプリケーション名」が正常に作成されましたというメッセージが表示され、リストに表示されます。
5. 次に、Miro のデータを使用してアプリケーションを認証します。表示されたアプリケーションで、[編集] をクリックします。
これでアプリケーションのリンクが作成され、設定が必要になります
6. [Incoming Authentication（受信認証）] の [OAuth] タブを開きます。URL、Consumer Key（コンシューマーキー）、Consumer Name（コンシューマ名）、公開鍵の 4 つの値を入力します。これらの値は、Miro の全チーム共通です。
Incoming Authentication（受信認証）ウィンドウ
値を取得するには、Miro にログインし、[チーム設定] > [アプリとインテグレーション] > [Jira カード] に移動します。
カードはチームレベルでインストールされているので、Enterprise プランを使用している場合、[会社の設定] > [チーム] のように、会社のチームの一つを選択する必要があります（複数のチームを同じ Jira のインスタンスに接続することができます）。リストからチームを選択し、[アプリとインテグレーション] に移動します。
まだアプリリストに Jira カードがない場合は、[アプリとインテグレーション] のセクションを上までスクロールし、[アプリをインストール] をクリックして、Miro のマーケットプレイスからアプリのインストールに進みます。リストに Jira カードが表示されたら、クリックします。
プラグインタブが開き、ステップ 1 が表示されて、Jira の認証に必要な値を取得することができます。
Jira カードの値
Miro の値をコピーし、Jira OAuth のタブに貼り付け、[保存] をクリックします。Jira が値を処理すると、Miro が Jira のデータを処理する権限が付与された旨のメッセージと、設定済みのステータスが表示されます：
正常な設定ステータス
ステップ 2 - 接続
Miro に戻り、Jira カードのアプリ設定（[チーム設定] > [アプリとインテグレーション] > [Jira カード]）を開きます。
Webhook を手動で作成するか、自動で作成するか、2 つのオプションのどちらかを選択します。選択に応じて、オプションの署名を解除します。詳細については、こちらの記事をご覧ください。プラグインが大幅に更新された際にリセットする必要がないよう、自動 Webhook を使用することを強くお勧めします。
最後に、Jira の URL を入力し、[接続] をクリックします。
Jira カードの接続
Jira の URL を取得するには、Jira のダッシュボードページのベースリンクをコピーしてください。
Jira のダッシュボード
Miro では以下の形式を利用できます。
https://name.domain/
https://name.domain:port/
https://IPaddress/
https://IPaddress:port/
Jira の URL が受け入れられない場合は、こちらの記事をご覧ください。また、接続を確立するために Miro が Jira に対して十分なアクセス権があることも確認してください。
これで Miro のチームに Jira インスタンスを接続しました。Jira WebHook では、接続した特定の Miro チームに対して、新しい Webhook が作成されました。複数のチームを接続する場合は、Jira Webhook ページに移動し、新しく作成された各 WebHook を編集して固有の名前を付けることをお勧めします。そうしないと、混乱する可能性があります。
Webhook を作成すると、更新リクエストのチャネルを確立できます。この後、各エンドユーザーは個人の Jira プロフィールを接続して適切なアクセス権を確立する必要があります。これにより、Miro 側の各ユーザーのアクセスが、Jira インスタンス側と全く同じになります。エンドユーザーが Jira カードを初めてインポートまたは編集しようとする場合、個人のユーザー資格情報を使用して Jira へログインするよう求められます。
これでホワイトボードにタスクをカードとして追加することができます。Jira で行われた変更はすべて、ボード上の Jira カードに反映されます。
✏️ ユーザーが Jira 資格情報を持っておらず、カードが追加されたボードへのアクセス権を持っている場合、カードのタイトル、課題の種類、優先度、担当者、Jira カードに表示されるように設定されているすべての属性が表示されます。ただし、許可しない限り、カードを展開して、他の属性を表示したり、カードを編集したりすることはできません。ユーザーが Jira 資格情報を接続しない場合、担当者のアバターが表示されず、カードの全体像も異なるものとなります。
複数の Miro のチームに Jira の 1 つのインスタンスを使用（オプション）
Miro のチームが複数ある場合、1 つの既存のアプリケーション リンクを使用して Miro と Jira を同期することができます。Jira カードアプリを任意のチームにインストールして、Jira のベース URL を他の Miro のチームのインテグレーション設定に貼り付け、[接続] をクリックするだけです。
プラグインのアンインストール
[チーム設定] > [アプリとインテグレーション] > [Jira カード] に移動し、ステップ 2 の Jira の URL を無効にします。その後、[チーム用にアンインストール] をクリックします。
Jira カードのアンインストール
💡 Jira カードの使用方法に関する主要記事もぜひご覧ください。