利用可能なプラン:Enterprise プラン
設定者:会社の管理者
監査ログは、会社の管理者が Enterprise プランに対するすべての変更を確認することができる機能です。効果的なトラブル シューティングが必要な場合や、重要イベントの詳細なレポート(グローバル セキュリティー設定の変更、新規ユーザーの招待、新規に作成したボードなど)が必要な場合に非常に役立ちます。
✏️ 現在、イベントは Enterprise サブスクリプションの作成時点から記録され、無制限で保存されます。
a) 別プランから Enterprise にアップグレードした場合、イベントはアップグレードした時点から記録されます。
b) 一部のチームを Enterprise サブスクリプションに移す場合、そのチームのデータは Enterprise サブスクリプション下に置かれた時点から記録されます。
監査ログへのアクセスとフィルタリング(非公開ベータ版)
監査ログへアクセスするには、以下を実行してください。
- [会社の設定] に移動します。ここに移動するには、次のいずれかを実行します。
a) ボード上では [設定] アイコンをクリックし、[プロフィール設定] を選択します。左上にあるプルダウンメニューから会社を選択する必要があります。
b) ダッシュボードからは、右上にある自分のアバターをクリックし、[設定] を選択します。 - 左側のパネルで、[監査ログ] を選択します。
- デフォルトの日付範囲を選択して監査ログをフィルタリングするか、カスタムの日付範囲を設定し、[送信元] と [宛先] のフィールドを指定します。Actor、イベントカテゴリー、イベントの検索条件で絞り込むこともできます。
✏️ Actor、イベントカテゴリー、イベントで絞り込むオプションは現在、非公開ベータ版の一部のユーザーのみ利用できます。
イベントカテゴリーで監査ログをフィルタリングする
[イベントを表示する] ボタンをクリックして、イベントの詳細を確認します。時刻は ISO 8601 形式、ローカルタイムゾーンで表示されます。
監査ログの詳細ウィンドウ
ログは CSV にエクスポートできます。イベントの日時は ISO 8601 形式、UTC タイムゾーンで表示されます。一括してエクスポートできる記録の最大数は 10 万イベントです。
ログをエクスポートするには、[CSV にエクスポートする] ボタンをクリックします。
監査ログの削除
管理者は、監査ログを削除するまでの期間を設定できます。30 日、90 日、6 か月、1 年のいずれかを選択できます。
⚠️ 監査ログは一度削除されると、復元できなくなります。
削除するまでの期間を設定する方法は以下となります。
- 「管理者の設定」に移動します
- ボード上では、[設定] アイコンをクリックし、[プロフィールの設定] を選択します。
- ダッシュボードからは、右上にある自分のアバターをクリックし、[設定] を選択します。
- 左側のパネルから [監査ログ] をクリックします。
- 監査ログの下で、[設定] タブをクリックします。
- 選択肢のドロップダウンリストからオプションを選択します。選択を確認するように求められます。
監査ログの削除期間の設定
監査ログに記録されるイベント
監査ログには、以下のカテゴリーのイベントに関する記録が含まれます。
管理
- 会社名の変更
- 会社のロゴの変更、削除
- SSO/SAML 設定の有効化、無効化、変更
- SCIM の有効化、無効化
- SCIM API トークンの生成
- SCIM 通知の有効化、無効化
- 許可リストの有効化、無効化、変更
- 許可されたドメイン以外のゲストとの共有の有効化、無効化
- 公開リンクによる共有の有効化、無効化
- 編集用公開リンクによる共有の有効化、無効化
- Team プライバシーの有効化、無効化
- ドメイン管理 設定の有効化、無効化、更新
- [非アクティブ化されたユーザーをブロックする] を有効化、無効化
- リクエスト管理設定の変更(ServiceNow のメールアドレスやサービスデスク URL の変更も含む)
- チームの作成、削除
- チーム名の変更
- チームロゴの変更、削除
- Team の招待設定の変更
- Team の公開の変更
- Team のゲストの有効化、無効化
- ボードに対するデフォルト共有設定の変更
- プロジェクトに対するデフォルト共有設定の変更
- アプリのインストール、アンインストール
- アプリの承認、制限
- アプリ設定の変更
ユーザー管理
- 新チームメンバーの招待
- メンバーのゲストへの変更
- ユーザーのフルメンバーへの変更
- ユーザーの会社の管理者への昇格、会社の管理者権限の取り消し
- ユーザーのチームの管理者への昇格、チームの管理者権限の取り消し
- チームまたは会社からのユーザーの削除(ユーザーがチームから退出する場合、そのユーザーはアクターになるのと同時に該当オブジェクトとなります)
- 招待の取り消し
- ユーザーの非アクティブ化、再度アクティブ化
- ユーザーのチーム / 会社への参加
ボード
- ボードを開く
- ボードの作成、削除、復元
- ボード名の変更
- ボードの詳細情報の変更
- ボードカバーの変更
- 別のチームへのボードの移動
- ボードのプロジェクトへの追加、プロジェクトからの削除、別のプロジェクトへの移動
- ボード所有者の変更
- 閲覧者 / コメント投稿者 / 編集者とのボードの共有
- ボードからのユーザー削除
- ボード公開リンクの有効化、無効化
- 公開ボードのパスワードの有効化、無効化、変更
- 会社とのボード共有の有効化、無効化、変更
- Team とのボード共有の有効化、無効化、変更
- ファイルのアップロード、ファイルのダウンロード、ボードのエクスポート — このようなイベントの確認はリクエストに応じて有効にしますので、Miro サポートまでご連絡ください
テンプレート
- テンプレートを開く
- テンプレートの作成、削除、復元
- テンプレートの名前変更
- テンプレート所有者の変更
プロジェクト
- プロジェクトの作成、削除
- プロジェクトの名前変更
- ユーザーとのプロジェクト共有、プロジェクト参加者の削除
- プロジェクトのチーム共有の有効化、無効化
- プロジェクト所有者の変更
ログイン
- ログイン
- ログインの失敗
- ログアウト
- プロフィールのロック、ロック解除
⚠️ ログインイベントには、非アクティブ化したユーザーのアクティビティも含まれます。
プロフィール詳細
- プロフィール詳細の変更
- メールアドレスの変更リクエスト
- メールアドレスの変更
なお、監査ログはボード上の変更に関する情報は記録しません。
よくある質問
監査ログを自動的に取得する方法はありますか?
はい、Splunk 用 Miro アプリを設定すると、Splunk から Miro ログにアクセスすることができます。