組織レベルとチームレベルでアプリとアクセス権限を管理する方法について説明します。
管理者コンソールのアップデートは段階的に展開中です
新しい Miro 管理者コンソールでは、設定の再編成、共通のUXのパターンの強化によって重要な管理作業のワークフローをより簡単に実行できるようになりました。新しい管理者コンソールは、数週間にわたって展開されていきます。
この記事が更新される前に、更新された管理者コンソールが表示される組織もあるかもしれません。すべての変更事項の概要を確認するには、「Miro の新しい管理者コンソール(ベータ版)」を参照してください。
関連プラン:Business Plan、Enterprise Plan
設定者:チームの管理者、会社の管理者
どのユーザーがアプリ管理を行えますか?
組織レベルのアプリ管理を行えるのは Enterprise プランの会社の管理者のみです。チームレベルのアプリ管理を行えるのは、Business プランと Enterprise プランのチームの管理者と会社の管理者です。
組織または特定のチーム用のアプリを追加
アプリ管理コントロールから、組織内のすべてのユーザーまたは組織の特定チーム向けにアプリを追加して認証します。
[会社の設定] から [アプリ] に移動します。このセクションでは、会社の管理者は全員または特定のチームのアプリを追加できます。
会社の設定のアプリ管理コントロール
検索バーにアプリ名またはクライアント ID を入力します。ドロップダウンリストからアプリを選択して、[追加] をクリックします。
会社の設定からのアプリ追加
組織内のすべてのチームにアプリを追加するか、特定のチームを選択することができます。一部のチームにアプリがすでに追加されている場合は、対応するタグが表示されます。チーム向けにアプリを再度追加すると、チームメンバーはアプリを再認証する必要があります。[追加] をクリックして終了します。
Google ドライブ アプリをインストールするチーム選択
すべてのチームにアプリを追加する場合、新しく作成されたすべてのチームに対してアプリが追加されます。
事前に追加されたアプリ
一部のアプリはユーザーに事前に追加されています。アプリを使用するには、追加の認証または個別のログインが必要となる場合があります。事前に追加されるアプリは次のとおりです。Box、Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、Smartsheet、Azure カード、Jira カード、Brandfetch、Adobe CC、Google 画像、Iconfinder、Slack会社の承認済みリストに記載されていない場合、これらのアプリは事前に追加されません。会社の管理者であれば、このリストを管理できます。
組織のアプリを事前承認する
アプリを追加する場合、同時に事前承認することもできます。アプリが事前追加され、管理者によって事前承認されている場合、組織内のユーザーはすぐに使用することができます。特定のアプリでは、個別に第三者サービスへのログインが必要となる場合があります。
この機能は、Miro Web SDK を使用してビルドされたアプリでのみ使用できます。Miro Web SDK を使用すると、Miro 機能を拡張することができます。これは、Miro ボード内で実行する強力なアプリをビルドするツールボックスです。
個々のユーザー管理用のアプリを承認する
デフォルトでは、ユーザーはチームに任意のアプリを追加できます。会社の管理者は、ユーザーのアプリ管理を制限して、チームが特定のアプリだけしか追加できないように設定することができます。
会社の管理者は、[会社の設定] > [アプリ] > [アプリの管理] に移動し、[Restrict members to add apps only from the list below](メンバーが以下のリストにあるアプリのみを追加するように制限する)オプションをオンにして、ユーザーの特定のアプリを有効化または制限することができます。
Enterprise プランで承認済みアプリの追加を制限するオプション
追加が制限されている場合、Enterprise プランのユーザーは承認済みのアプリのみを追加することができます。ユーザー追加のアプリを承認するには、隣のトグルを有効化するか、対応するフィールドにクライアント ID を貼り付けて、内部で開発されたアプリを承認します。
事前に追加されているアプリを制限するには、リストでアプリを見つけ、アプリの横にあるトグルが無効になっていることを確認します。制限されている場合は、すべての Enterprise チームのユーザーは、アプリを使用できません。
承認済みアプリのリストでアプリを無効化したときに管理者に表示される通知
組織でアプリが制限されている場合、ユーザーはアプリ使用のリクエストを会社の管理者に送信することができます。
Enterprise プランでアプリ追加のリクエストを送信するオプション
ユーザーは、Enterprise プランに保存されている Miro ボード内のマーケットプレイスで承認済みのアプリを確認することができます。
Miro ボード内の承認済みアプリ
チームでのアプリ使用の許可または制限
チームの管理者と会社の管理者は、チームレベルでアプリの使用を管理することもできます。チームメンバーがチームに新しいアプリを追加することを、許可または制限することができます。設定はチームごとに別々に設定されます。
チーム設定のアプリとインテグレーション
詳細は、Miro アプリとインテグレーションをご覧ください