ボードのコンテンツを、より構造化された文書の形式に変換します。キャンバス上のオブジェクトを入力内容として使うことで、概要、リサーチレポート、製品概要を作成して、インサイトのまとめと分析を開始することができます。
利用可能なプラン:すべての Miro プラン
利用可能な環境:デスクトップ、モバイル、インタラクティブ ディスプレイ
文書へのアクセス方法
新しい文書を追加するには、プラスアイコンをクリックして「文書」を検索し、キャンバスの任意の場所をクリックして追加します。文書は、一部のボードテンプレートにも含まれています。
文書アイコンから新しい文書を追加
Miro AI で文書を追加することもできます。
Miro AI で文書を追加
コンテキストメニューから文書を追加する手順は次のとおりです。
- ボード上の複数のオブジェクト(付箋など)を選択して、文書を作成します。
- コンテキストメニューの [Miro AI] アイコンから [文書] を選択してサブメニューを開きます。
- テンプレートを 1 つ選ぶか、[カスタムプロンプト] を使用します。
- 文書が作成され、ボードに配置されます。
コンテキストメニューから文書を追加
Miro AI で文書を追加する手順は次のとおりです。
- [AI で作成] パネルを開きます。
- [文書] のコンテンツタイプを選択します。
- あらかじめ定義されたプロンプトのいずれかを使用するか、自分で作成します。
- 必要に応じて、ボード上でオブジェクト(付箋など)を選択して、コンテキストを追加します。
- [文書を生成] をクリックします。
- 生成された文書がキャンバス上の空白の領域に表示されます。
Miro 文書テンプレート
現在、新しい文書を開始する際に利用可能なテンプレートが 4 つ(製品概要、ふりかえりの要約、会議メモ、リサーチシンセシス)あります。
新しい文書を作成してテンプレートを選択すると、テンプレートが文書に追加されます。
ふりかえりの概要テンプレートの例
文書のコンテキストメニュー
文書の作業を行う際には、コンテキストメニューを使ってその他の機能を利用できます。コンテキストメニューを開くには三点リーダー(...)アイコンをクリックします。コンテキストメニューには以下が含まれます。
- コメントを追加
- リンクをコピー
- コピーして連動
- オブジェクトをリンク
- 情報
- ロック
- 前面に移動
- 前方に移動
- 後方に移動
- 背面へ移動
- レイヤーに移動
- コピー
- 画像としてコピー
- 複製
- CSV にエクスポート(エクセル)
- フレームを作成
- テンプレートとして保存
- 削除
文書のコンテキストメニュー
全画面モードでの文書の作業
ボード上の他のコンテンツではなく、作業している文書のみに集中したい場合は、文書を全画面モードで開くことができます。このモードにアクセスするには、作業中の文書の上の全画面アイコンをクリックします。
文書の全画面アイコン
全画面モードでもテキストの書式設定を行うコンテキストメニューを利用できます。ボードの背景を排除して、気を散らす可能性のある要素を取り除きます。
全画面モードを終了するには、画面の上部にある [キャンバスに戻る] ボタンをクリックします。
文書へのコンテンツのコピー
次のコンテンツは、ボードから文書にドラッグ&ドロップできます。
- 付箋
- テキストボックス
- 画像
- iFrame
- プレビュー
- テーブル
- タイムライン
データウィジェットを Miro 文書にドラッグ&ドロップ。
テーブルなどイマーシブモードのあるウィジェットでは、ウィジェットが文書内にある場合でもイマーシブモードを利用できます。文書内に収まりスクロールできるよう、サイズは変更されます。
コンテンツを文書の外にドラッグして、ボードに戻すこともできます。
✏️ 文書は、付箋とテキストボックスを箇条書きリストに変換します。
文書の書式設定
文書では、テキストを読みやすくして素早く目を通し、理解しやすいものにするため、基本的なテキストの書式設定オプションを提供しています。
書式設定ツールバーを開くには、文書内で書式設定したいテキストを選択します。
文書の書式設定ツールバー
テキストの書式アイコンをクリックすることで、太字、下線、斜体、または取り消し線スタイルでテキストを書式設定できます。
文書のテキストの書式のアイコンメニュー
さまざまな見出しとリストのタイプから選択して、文書に構造を追加することができます。
文書の見出しとリストタイプのサブメニュー
文書でのキーボードのショートカットの使用
キーボードのショートカットを使用して、見出しやリストタイプをテキストに適用できます(これらのショートカットは、段落の種類のサブメニューで表示できます)。
変換:cmd + opt + {number} の使用
- 0 -> 段落
- 1 -> 見出し 1
- 2 -> 見出し 2
- 3 -> 見出し 3
- 4 -> 箇条書きリスト
- 5 -> 番号付きリスト
- 6 -> チェックリスト
- shift + up/down - > 選択範囲を拡大
- cmd + opt + up/down -> 選択範囲を上下に移動
ホットキーでアクセスできる文書の他の機能は次のとおりです。
⌘ + Enter | テキストの選択メニューにフォーカス |
⌘ + Shift + X | 取り消し線を切り替える |
⌘ + Shift + U | リンクを追加 |
⌘ + E | インラインコードを切り替える |
⌘ + , | チェックリストのアイテムにチェックを入れる / 外す |
⌘ + / | ブロックのコンテキストメニューを開く |
⌘ + D | 選択したブロックを複製 |
⌘ + I | ブロックへのリンクをコピー |
Miro アプリ内からキーボードのショートカットの全リストにアクセスするには、画面の右下にある [ヘルプとリソース] アイコンをクリックします。
[ヘルプとリソース] アイコンのキーボードのショートカット
文書における Miro AI の利用
Miro AI を使って文書を編集することは、編集プロセスをスピードアップし、より簡潔で読みやすい文書を作成するのに最適な方法です。
Miro AI を使用して文書内のハイライトされたテキストを変更することができます。
Miro 文書内のハイライトされたテキストを変更する Miro AI へのプロンプト
Miro AI へのプロンプトにインラインテキストを使用するには、Miro 文書内のテキストをハイライト表示します。コンテキストメニューの右端にある [Miro AI で改善] を選択します。ドロップダウンメニューで、[カスタムプロンプト] または表示されるほかのプロンプトを選択します。
Miro 文書でのコラボレーション
Miro 文書では、他のユーザーとリアルタイムでコラボレーションを行うことができます。キャンバス上の他のコンテンツと同様に、カーソル追跡が有効になっているため、他のユーザーが作業している文書を確認できます。
インラインコメントも可能で、他のユーザーに@メンションができるようになります(アプリ内とメールで通知されます)。コメントスレッドとコメントリアクション両方も有効になります。
Miro 文書内のユーザーチップ
ユーザーチップを使用すると、文書内にユーザーの詳細を表示できます。たとえば、主要チームメンバーまたは関係者の @user チップを追加します。
ユーザーチップを追加するには、Miro 文書の中で「@」とタイプします。続けてユーザー名をタイプして結果を絞り込むか、表示されるドロップダウンメニューからユーザーを選択します。
Miro 文書のどこへでも追加可能なユーザーチップ
@user チップにカーソルを合わせると、ユーザーに関する情報が表示されます。
ユーザーに関する情報が含まれるユーザーチップ。
ユーザーチップは、コメント内のメンションとは異なる動作をします。たとえば、ユーザーチップはユーザーに通知を送信しません。
文書のコピー、共有、エクスポート
文書はボード間でコピーできますが、その後に加えられた変更については同期されません。言い換えれば、1 つのボードで文書に加えられた編集は、文書のコピー先またはコピー元のボードでは適用されません。
文書は、他のユーザーとリンクを介して共有できます。
文書は、コンテキストメニューの [その他] アイコン()から PDF 形式にエクスポートできます。