管理者の役割を有するユーザーを組織の中から指定します。Miro での役割では、特定のユーザーに対してコンテンツへのアクセス権限が定義されます。
Miro Enterprise には、管理者の役割と管理者以外のコラボレーション専用の役割があります。具体的には、ほとんどのユーザーがメンバーやゲストなど管理者以外の役割を有し、一部のユーザーがチーム管理者としてチームの権限を管理することになります。
Miro Enterprise プランの場合、管理者の役割は以下のようになります。
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会社の管理者
すべてのユーザーに対するデフォルトのアクセス権限、セキュリティー、共有、プロビジョニングを指定します。会社の管理者には最高権限が設定されているので、すべてのチームを表示したり管理したりすることができます。 -
コンテンツ管理者
共有設定など、スペース、ボード、テンプレートへのアクセス権を変更することができます。コンテンツ管理者は、ボードの削除や、ゴミ箱の復元および保持も管理します。スペースとセクションについては、コンテンツ管理者は、メタデータを変更したり、スペースやセクション内のボードを移動・削除したり、ボードを別のスペースやセクションに移動したりできます。同じ権限が、非公開ボード、スペース、セクションにも適用されます。 -
セキュリティー管理者
認証、コラボレーション、ドメインの設定を変更することができます。セキュリティー管理者は、監査ログを設定してエクスポートすることもできます。 -
チームの管理者
アクセス権限や他のチームのプロパティを、特定のチームのメンバーとして管理することができます。 -
ユーザー管理者
ユーザーの役割、アクセス権限、ライセンスリクエストを管理することができます。ユーザー管理者は、ユーザーを追加または削除することもできます。
また、ご利用のプランには、管理者以外の役割として以下のものがあります。
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メンバー
チーム内で共有されているボードにアクセスしたり、共有ボードを暫定的に作成および編集したりすることができます。 -
ゲスト
招待された場合のみボードをすべて閲覧できます。 -
ビジター
招待された場合のみ公開ボードを閲覧できます。
詳しくは、
Miro で管理者の役割を割り当てる方法
手順は以下のとおりです。
- 管理者コンソールに移動します。
- [ユーザー管理] で、[管理者の役割] を選択します。
- [管理者の役割] で、三点リーダー(...)を選択します。
ドロップダウン メニューが開きます。 - ドロップダウン メニューで、[役割を割り当てる] を選択します。
- 管理者の役割を割り当てるユーザーを選択します。50 人まで選択できます。
- [適用] を選択します。
- (オプション)割り当てる管理者の役割ごとに、手順 1~6 を繰り返します。
これで、組織において管理者の役割を割り当てることができました。
💡 コンテンツ管理者が 1 人以上を割り当てられていることを確認してください。
💡 会社の管理者の役割は組織の戦略メンバーに割り当ててください(技術サポートを提供するシステム管理者、製品デザイン責任者など)。
次:2.2 チームの作成とチーム構成
Miro Enterprise の設定について、続いてはチームを作成し、チーム構成を定義します。