基本認証、ボードの機密分類、共有権限を指定します。
会社の管理者は、ユーザーが Miro ボードを Miro 以外の場所に埋め込めるようにしたり、アイドルユーザーを自動的にログアウトさせるパラメータを指定したりすることができます。
Miro ボードの機密分類レベルを Enterprise サブスクリプション内で定義することもできます。ボードの機密分類レベルでは、ボードコンテンツの機密性または秘密性を 1~4 段階で示します。機密性が最も低いのは「1」となります。
たとえば、レベル 4 の機密分類を INTERNAL として追加することができます。組織にとって機密性の高い情報がボードに含まれる場合、ユーザーおよびユーザーの利用者は、ボードの機密分類を INTERNAL として対応できるようになります。
組織全体の基本設定を指定する方法
以下の手順で、組織全体の基本設定を行います。
アイドルセッション タイムアウト
アイドルユーザーが Miro から自動的にサインアウトされるまでの非アクティブ期間を指定します。
手順は以下のとおりです。
- 管理者コンソールに移動します。
- [認証] を選択します。
- [アイドルセッション タイムアウト] で、[非アクティブなユーザーを自動ログアウトする] をオンに切り替えます。
-
[非アクティブな期間]で、数字を入力するか、ドロップダウンメニューから期間を選択します(「2 日」など)。
これで、アイドルセッション タイムアウトを指定することができました。
埋め込みによる共有を許可する
ユーザーが Miro ボードを Miro 以外の場所に埋め込むことができるようになります(Microsoft Teams など)。
手順は以下のとおりです。
- 管理者コンソールに移動します。
- [共有] を選択します。
- [共有] で [埋め込みでの共有] をオンに切り替えます。
- (オプション)埋め込みボードを誰でも編集できるようにするには、[編集も許可する(ログインは不要)] にチェックを入れます。
これで、埋め込みによる共有が有効になりました。
ボードの機密分類を設定する
ユーザーがボードコンテンツの機密レベルを表示できるようになります。
- 管理者コンソールに移動します。
- [機密分類] を選択します。
- [機密分類を設定] を選択します。
- [機密分類レベルの編集] を選択します。
- [レベルを追加] を選択します。
-
[レベル]で、機密分類レベルを指定します。
レベル:
- 1 が最も機密性が低いことを示し、4 が最も機密性が高いことを示します。
- 機密分類に名前を付けます。
- (オプション)説明を追加します。
- (オプション)ラベルの色を選択します。
- (オプション)ガイドラインのリンクを追加して、ボードユーザーが参照できるようにします。
- (オプション)新たに作成されたボードに対して、機密分類をデフォルトの機密分類およびレベルで設定するには、[新規ボードのデフォルトレベルとして使用] にチェックを入れます。
- [公開] を選択します。
- (オプション)設定する機密分類ごとに、手順 5~11 を繰り返します。
これで、ボードの機密分類を設定することができました。
詳しくは、「機密分類レベルを定義する」を参照してください。
次:4.2 コラボレーション設定を行う
Miro Enterprise サブスクリプションについて、続いてはコラボレーション設定を行います。