クラスター化ツールでは、付箋をタグ、色、作成者、キーワードごとに分類し、コンテナにまとめます。また、ユーザーが独自のクラスター化項目を作成することもできます。
付箋をクラスター化する方法
- 複数の付箋をまとめてクラスター化するには、選択カーソルをドラッグして付箋を選択するか、Shift / Ctrl(Windows の場合)または Command(Mac の場合)を押しながら、付箋を 1 枚ずつ選択します。
- コンテキストメニューの [オブジェクトのクラスター化] をクリックします。
- [色]、[タグ]、[作成者]、[キーワード]、もしくは [クラスターを作成] を選択します。
付箋をクラスター化する方法
付箋を色ごとにクラスター化する方法
色ごとにクラスター化する場合は、それぞれの付箋グループにタイトルを手動で追加する必要があります。
色ごとにクラスター化
付箋をタグごとにクラスター化する方法
付箋をタグでクラスター化する場合、付箋グループのタイトルは自動で生成されます。付箋に複数のタグが含まれている場合、その付箋は複製されて、複数のクラスターに分類されます。タグがない付箋は、「no tag」(タグなし)のタイトル下で 1 つのクラスターにグループ化されます。
タグごとにクラスター化
付箋を作成者ごとにクラスター化する方法
作成者ごとにクラスター化する場合、各クラスターの名前は付箋を作成した各作成者の名前となります。
作成者ごとにクラスター化
付箋をユーザーの選択に基づいてクラスター化する方法
[クラスターを作成] を選ぶと、選択した付箋はすべて自動的に 1 つのクラスターにグループ化されます。一旦作成されたクラスターは、ボード上の任意の場所に移動させることができます。
- 選択カーソルをドラッグして複数の付箋を選択するか、Shift / Ctrl(Windows の場合)または Command(Mac の場合)を押しながら、付箋を 1 つずつ選択します。
- コンテキストメニューの [オブジェクトのクラスター化] をクリックします。
- [クラスターを作成] をクリックします。
クラスターを作成
付箋をキーワードでクラスター化する方法
付箋をキーワードでクラスター化する機能は、すべての付箋の考えやテーマをまとめる最初の一歩になります。そのため、ブレインストーミング、大人数のワークショップ、ユーザー調査プロジェクトに最適なツールと言えます。AI 搭載の本機能を使用すれば、初期パターンが識別できるので、重要なデータを絞り込み、核心的なインサイトを得るための時間が得られます。
キーワードによるクラスター化は、Miro のすべてのアプリ内言語に対応しています。異なる言語の付箋テキストを一緒にクラスタリングすることもできます。
付箋をキーワードでクラスター化する方法
- カーソルをドラッグして、クラスター化したい付箋を選択します。
- コンテキストメニューの [オブジェクトのクラスター化] アイコンをクリックします。
- [キーワード] をクリックします。
- Miro は似た内容の付箋をクラスター化し、タイトルのキーワードを提案します。内容が似ていない付箋は、「uncategorized(未分類)」のクラスターにグループ化されます。
- 分類された付箋のクラスターは、ボード上を簡単に移動させることができます。
付箋をキーワードごとにクラスター化
付箋をセンチメントでクラスター化する方法
付箋をセンチメントでクラスター化すれば、似た意見や視点のグループを整理できます。AI 搭載の本機能を使用すれば、チームは何に共感し、何に共感していないのかを迅速に把握できます。付箋は、「肯定的」「中立的」「否定的」の 3 種類のコンテナに分けてクラスター化されます。コンテナの名前はチームのニーズに合わせて変更できます。
センチメントによるクラスター化は、Miro のすべてのアプリ内言語に対応しています。異なる言語の付箋の内容を一緒にクラスター化することも可能です。
付箋をセンチメントごとにクラスター化する方法
- カーソルをドラッグして、キーワードごとにクラスター化したい付箋を選択します。
- コンテキストメニューの [オブジェクトのクラスター化] アイコンをクリックします。
- [Sentiment](センチメント)をクリックします。
- Miro は同様のセンチメントの付箋を「肯定的」「中立的」「否定的」の 3 種類のコンテナにクラスター化します。肯定的、否定的のいずれでもない付箋は、通常、中立的のコンテナに分類されます。
- 分類された付箋のクラスターは、ボード上を簡単に移動させたり、チームのニーズに合わせて名前を変更したりできます。
コンテナのクラスター化
ボード上のオブジェクトをクラスター化すると、コンテナにグループ化されます。コンテナにグループ化されたすべてのオブジェクトは、ボード上を簡単に移動させることができます。
コンテナにクラスター化されたキーワード
クラスター名を変更するには、タイトルをダブルクリックし、新しい名前を入力します。
クラスター名を変更
クラスターを動かすには、コンテナのタイトルをクリックしてドラッグします。
ボード内でコンテナをドラッグ
コンテナのサイズを変更するには、タイトルをクリックし、コンテナの境界線をドラッグして大きさを調整します.
コンテナのサイズを変更
コンテナの内外に個々のオブジェクトを動かすことで、クラスター化したコンテンツの再編成が常に可能です。
コンテナ間でオブジェクトを移動