新しいアイディア創出のためグループでブレインストーミングを行う場合やふりかえりを開催する場合に、非公開モードを活用すると集団バイアスを軽減し、フィードバックの際に率直な意見を出せる安全な空間を作り出し、参加者は人の目を気にせずに自分の考えを整理できます。
利用可能なプラン:Starter、Business、Consultant、Enterprise、Education プラン
非公開モードの仕組み
編集権限があるユーザーは、好きな時に非公開モードをオンにできます。プライベートモードを開始すると、新しい付箋の内容や既存の付箋で編集した内容はすべて非公開になります。非公開モードが終了すると、すべての非公開の付箋が公開されます。
非公開モードを開始する際のオプション
実行可能なユーザー:ボード編集者
非公開モードを開始する際には、オンまたはオフにできるオプションが 2 つあります。
名前を匿名にする
名前を匿名にするのオプションは、ユーザーの完全な機密性を確保し、オープンで正直なコミュニケーションのための安全な空間を作り出します。
このトグルをオンにすると付箋のテキストは匿名となります。非公開モードがオフになった後も永久に匿名のままです。
- 作成者ラベルは使用できなくなります
- フォローは使用できなくなります
- 付箋のカーソル名とアバターは匿名です
- 非公開モードが開始されるとすぐにボード上のカーソルの位置が入れ替わります
- 付箋の作成者と更新者の詳細は匿名です
- 匿名の内容はボードの履歴から除外され、変更をハイライト表示の設定にしても名前は表示されません。
匿名モードがオンになった状態
誰でもオフにできるようにする
他のユーザーが非公開モードのセッションを終了できるようにするには、この [誰でもオフにできるようにする] のオプションのトグルをオンにします。
この機能のトグルをオフにしたままにすると、非公開モードのセッションを終了できるのは自分だけになります。ただし、ボードの所有者は、「誰でもオフにできるようにする」が適用されている場合でもいつでも非公開モードを終了できます。
非公開モードをオフにするコラボレーター
非公開モードを開始する方法
- ボードの右上隅にあるコラボレーション ツールバーに移動します
- [他のアプリ] アイコンをクリックします
- [非公開モード] を選択します
- 非公開モードのダイアログボックスが開きます
- [名前を匿名にする] のトグルをオンまたはオフにします
- [誰でもオフにできるようにする] のトグルをオンまたはオフにします
- [全メンバー非公開モードを開始] をクリックします
非公開モードをオンにする
プライベートモードはユーザーにどのように表示されますか?
非公開モードがオンになると、ユーザーにはポップアップ メッセージが表示され、非公開モードのダイアログボックスが開きます。非公開モードを開始したユーザーの名前も表示されます。
ユーザーに表示される非公開モード開始の画面
非公開モードが有効な間、ユーザーは自分の付箋の内容だけを見ることができます。それ以外の付箋の内容はすべて非表示になります。
非表示にされた付箋のテキスト
付箋の左上の閉じた目のアイコンは、付箋の内容が非公開で、作成者だけに表示されることを示します。
非公開の付箋に表示される目のアイコン
プライベートモードを終了する方法
セッション開始時に [誰でも終了できるようにする] のトグルがオフになっている場合は、非公開モードを終了するオプションは表示されません。非公開モードが終了すると、すべての内容がユーザーに表示されます。
非公開モード中に名前を匿名にするがオンになった場合、付箋の作者名は永久に匿名のままになります。
- [非公開モード] ダイアログボックスを開くか、またはそこに移動します
- [非公開モードをオフ] をクリックします
- もう一つのダイアログボックスが開きます。[全員に対してオフにする] をクリックします
- ユーザーには、非公開モードが終了することを知らせる通知が表示され、そのセッションを終了したユーザー名も表示されます
- 非公開モードのダイアログボックスに、5 秒のカウントダウンが表示されます。タイマーが終了すると、付箋が表示されます
非公開モードの終了