設定者:会社の管理者、セキュリティー管理者
コンテンツログを使用すると、ボードのユーザーアクティビティの詳細な記録を収集し、調査や規制のアーカイブに活用することができます。
コンテンツログは、法務、コンプライアンス、セキュリティーを目的としたさまざまな専用ツールに取り込むことができます。ユーザーのアクティビティデータを大規模にエクスポートするソリューションを提供することで、Miroは顧客のリスクを軽減し、厳格なセキュリティーとコンプライアンス要件を遵守しながら、企業全体でより多くのナレッジワーカーがMiroのコラボレーションパワーを体験できる機会を引き出します。
コンテンツログデータ
ユーザがボード上のウィジェットを更新すると、ユーザのアクションの時間、ユーザの詳細、アクションのタイプ(作成、更新、削除)、ボードとウィジェットID、ユーザのアクションの結果としてのウィジェットの状態に関するその他の関連情報などの情報を含むログエントリが作成されます。コンテンツログは、ウィジェットの位置、サイズ、回転の更新を記録しません。
コンテンツログの収集
イベントは、管理者がコンテンツログの収集を有効にした時点から記録されます。収集されたイベントは、デフォルトで30日間保存されます。
コンテンツログの収集を有効にするには、以下の手順を実行します:
- [会社の設定] に移動します
- 左側のパネルで、[セキュリティー]>[監査ログ]をクリックします。
- 監査ログから、[設定] タブをクリックします。
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コンテンツログ」セクションで、「コンテンツログを収集する」をクリックしてオンにします。
コンテンツログの収集の有効化
API経由でコンテンツログにアクセス
管理者は、コンテンツログ API を使用して、組織内のコンテンツログデータにプログラムでアクセスできます。管理者は、Smarsh や Theta Lake など、サポートされているインテグレーションを使用してコンテンツログデータを収集することもできます。
APIへのアクセスを認証するために、管理者は以下のオプションから選択できます:
- Enterprise IntegrationのeDiscoveryトグルを有効にします。
- Platformアプリケーションを作成し、Content log:readスコープへのアクセス権を与えます。
- マーケットプレイスからeDiscoveryインテグレーションのいずれかをインストールして認証します。
コンテンツログの削除
管理者はコンテンツログの強制保持ポリシーを設定でき、30日、90日、180日、365日から選択できます。デフォルトでは、強制保持期間は30日に設定されています。
✏️ 一度削除されたコンテンツログは復元できません。
削除期間を設定するには、以下の手順を実行します:
- [会社の設定] に移動します
- 左側のパネルで、[セキュリティー]>[監査ログ]をクリックします。
- 監査ログから、[設定] タブをクリックします。
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コンテンツログで、ドロップダウンリストからオプションを選択します。選択を確定するよう求められます。
コンテンツログの強制保持ポリシーの設定