データレジデンシー機能を利用すると、コンテンツをホストして保存する場所を制御し、データ管理とプライバシーに関する責務を果たすことができます。
EU データレジデンシー:すべてのプランで利用可能
米国と AU データレジデンシー:Enterprise プランのみ
Miro のデータレジデンシーについて
データレジデンシーは、銀行や金融サービス、医療、政府など、データ保護が重要または規制の対象となる業界のお客様にとって不可欠な機能です。
Miro のデータレジデンシー プログラムは、次の 2 つの機能を柱に設計されています。
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リージョン内のストレージ
Miro は対象範囲の本番データ、バックアップデータ、メタデータをローカルのデータセンターに保管するため、データ コンプライアンスの要件を満たすのに役立ちます。 -
リージョン内のコンピューティング インフラストラクチャー
Miro はリージョン内のコンピューティング インフラストラクチャーを使用します。対象範囲の IT 要素間ではリージョンをまたいだデータ転送の必要がなくなり、製品パフォーマンスの最適化に役立ちます。
Miro のデータレジデンシーで対応しているのはどのリージョンですか?
Miro は、次のリージョンでデータレジデンシーを提供します。
- (デフォルト) 欧州連合
Miro は、欧州連合(EU)内で 2 つのデータセンターを使用しています。主要データセンターはアイルランドに、バックアップのデータセンターはドイツにあります。 -
アメリカ合衆国
Miro は、アメリカ合衆国(米国)内で 2 つのデータセンターを使用しています。主要データセンターはオハイオ州に、バックアップのデータセンターはバージニア州にあります。 -
オーストラリア
Miro は、オーストラリア内で 2 つのデータセンターを使用しています。主要データセンターはシドニーに、バックアップのデータセンターはメルボルンにあります。
✏️ Miro は、1 つのリージョン内でバックアップのデータセンターの場所を追加または変更する可能性があります。バックアップのデータセンターは、必ず相応する各主要データセンターと同じリージョンに配置されます。たとえば、オーストラリア向けに追加されるバックアップのデータセンターはオーストラリアに置かれます。
どのデータが Miro のデータレジデンシーの管理対象となりますか?
次の表に、Miro のデータレジデンシーの管理対象である製品内データと管理対象でない製品内データを示します。「管理」にはデータの保管と処理が含まれます。
データ | 管理対象 | 管理対象外 |
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ボードとボードコンテンツ |
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組織の詳細と設定 |
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チーム |
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ユーザー |
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✏️ サードパーティー製アプリとインテグレーションは、Miro データレジデンシーの外で情報を保管、処理することがあります。
データレジデンシー リージョンの選択方法
データレジデンシーについては Miro の専任担当者と話し合うことができます。
データレジデンシーに追加コストはありますか?
デフォルトである EU 内データレジデンシーには、追加費用はありません。
EU 域外リージョンのデータレジデンシーは、Enterprise のお客様のみご利用いただけます。
詳しくは、Miro の料金とプランを参照してください。