データの機密分類では、Enterprise プランユーザーがボードにラベルを割り当てて、ボードのコンテンツの機密レベルを指定することができます。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
利用可能な環境:デスクトップ、タブレット
設定者:会社の管理者
会社の設定の「データの機密分類」セクションで、データの機密分類設定を確認することができます。
機密分類ラベルの設定
会社の設定の「データの機密分類」エリアに移動します。[機密分類を設定] をクリックして、Enterprise 組織用の機密分類ラベルをアクティブ化します。
機密分類ラベルの設定
新しい機密分類ラベルの追加
会社の管理者は、最大 30 種類のラベルの作成とカスタマイズを行い、組織内のすべての新しいボードに適用されるデフォルトの機密分類ラベルを設定できます。
データの機密分類の設定には既成のラベルが 4 件表示されます。これらはカスタマイズ可能です。組織のニーズに合わせて新しいラベルを作成することもできます。
新しい機密分類を作成する手順は次のとおりです。
- [機密分類レベルを編集] ボタンをクリックします
- [レベルを追加] をクリックします
- 機密分類の [レベル] を設定し、[分類名] と [概要] を追加して [バッジの色] を変更します
- ボードのユーザーのためのリファレンスを追加するには、[ガイドラインへのリンク] を記入します
- 「プレビュー」では、ラベルがどのように表示されるかを確認できます
- 編集が終了したら、[完了] をクリックします
- [上に移動](Ʌ)または [下に移動](V)の矢印をクリックして、機密分類ラベルを並べ替えることもできます
- [公開] をクリックして変更を確定します
新しいデータの機密分類ラベルの追加
機密分類のドラフトのカスタマイズ
機密分類ラベルを作成または編集すると、変更はドラフトとして保存され、[公開] ボタンをクリックするまで公開されません。 つまり、機密分類の設定を途中で止めても、後から設定作業を再開できます。
保存済みのドラフトなしで機密分類を編集する手順は次のとおりです。
- [機密分類レベルを編集] ボタンをクリックします
- 鉛筆の [編集] アイコンをクリックします
- 変更を行って [完了] をクリックします
- [公開] をクリックして、変更を確定します
データ機密分類ラベルの編集
保存されたドラフトを利用して機密分類を編集する手順は次のとおりです。
- データ機密分類パネルから、[設定を再開] をクリックします
- 上記の手順 2~4 に従いますデータ機密分類の編集の再開
ラベルを削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。なお、デフォルトのラベルを削除することはできません。
ラベルの削除
コラボレーターが既存のデータ機密分類ポリシーの詳細について確認できるよう、自社の機密分類ガイドラインへのリンクを追加することもできます。
機密分類ガイドラインのリンク
以下の点にご注意ください。
- 機密分類は社内向けの情報であり、ボード共有設定に影響しません。このため、ボードは機密分類にとらわれずに共有可能です。
この機能が有効化される前に作成されたボードは、機密分類無しとされます。
ボードを複製すると、新しく複製されたボードにも現在の機密分類ラベルがコピーされます。
現在、プレゼンテーション モード、スマート会議モードや、モバイル上ではラベルは表示されません。
会社レベルでのデフォルトラベルの追加
新しく作成されたボードに適用される機密分類ラベルを選択します。Enterprise プランの組織で作成されたすべての新しいボードには、デフォルトのラベルが割り当てられます。
組織にデフォルトラベルを設定するには、[デフォルトの機密分類ラベル] ボックスにチェックを入れます。
デフォルトの機密分類ラベルの設定
チームレベルのデフォルトラベルの追加
設定者:会社の管理者、チームの管理者
会社とチームの管理者は、[デフォルトのラベルを上書きする] を有効化し、チームレベルでデフォルトラベルを設定することができます。チームで作成された新しいボードには、新しく設定したデフォルトラベルが適用され、会社レベルで設定されたデフォルトラベルが上書きされることになります。この設定を有効化するには、チームの設定 > [アクセス権限] に移動して、下にスクロールしてください。
なお、チームの上書きラベルは、会社レベルでデータ機密分類設定が有効になっている場合にのみ設定できます。新しく作成されるチームでは、チーム作成時にデフォルトの設定を選択した場合は、この設定は無効になります。
チームレベルでのデータの機密分類設定
ボードへの機密分類ラベルの追加
設定者:ボードの所有者、ボードの共同所有者、チームメンバーである編集者、コンテンツ管理者権限を持つ会社の管理者
会社の設定でデータの機密分類が有効になっている場合、ユーザーはボードのラベルの確認や変更をすることができます。データの機密分類ラベルは、ボード名の横にバッジとして表示されます。ユーザーがバッジにカーソルを合わせると、ラベル名と概要を表示するツールチップが表示されます。
ボードの所有者、ボードの共同所有者、チームメンバーである編集者、コンテンツ管理者権限を持つ会社の管理者は、機密分類バッジをクリックするか、ボードの詳細にアクセスして機密分類ラベルを更新できます。ラベルを選択して [更新] をクリックします。会社の管理者が設定でガイドラインへのリンクを追加していた場合、ユーザーはポップアップに表示されるリンクから詳細を確認できます。
ボード上でのデータ機密分類のラベル変更
ダッシュボード上でのデータ機密分類による絞り込み
データ機密分類を有効にしている Enterprise プランのユーザーは、ダッシュボード上でラベルによるボードの絞り込みをすることができます。デフォルトでは [すべての機密分類] が選択されています。
ダッシュボード上でのボード機密分類の絞り込み