この記事では、Enterprise の管理者の方に、Miro がエンタープライズ グレードのセキュリティーをいかに確保するのか、Miro アシストを有効または無効に切り替える方法、よくある質問などのリソースをご紹介します。
Miro アシストとは?
Miro アシストを使って、アイデアを最大限に引き出しましょう。Miro アシストは、創造性、コラボレーション、生産性を実現する新しい出発点です。
Miro はユーザーの入力内容と機械学習モデルを用いて、ボード上のコンテンツを生成または変更します。Miro アシスト は、画像の生成、画像の背景削除、付箋の生成などを行うことができます。現在 Miro アシストで利用可能な機能の詳細をご覧ください。
エンタープライズ グレードのセキュリティー
Miro は、イノベーションを目指したエンタープライズ対応のオンライン ワークスペースで、あらゆる規模の分散型チームが共に夢を描き、デザインし、未来を創造できる力を与えます。
ただし、優れたコラボレーションには優れたセキュリティーが不可欠です。そのため、Miro はユーザーの情報を可能な限り安全に保つために、業界のベストプラクティスと業界標準を提供しています。Miro がボードやコンテンツをどのように保護するのかについては、引き続き以下をお読みください。
承認、認証済み |
信頼性の高い保護機能 |
安全なアクセス管理 |
業界のベストプラクティスと規制要件 | 知的財産を保護し、管理 | Miro アシスト に アクセスできるユーザーを管理 |
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Miro アシストを有効 / 無効にする方法
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- [メインメニュー] アイコン > [環境設定] > [プロフィールの設定] をクリックし、プロフィールの設定に移動します
もしくは、ダッシュボードから、右上のアバターをクリックし、[設定] を選択することもできます - 左側のパネルから、[機能の利用許可] をクリックします
- 「Miro アシスト」の下にある有効化パネルに、以下の 3 つのオプションが表示されます
[全員が使用不可] - 会社全体で Miro アシストを無効にします
[全員が使用可] - 会社全体で Miro アシストを有効にします
[特定のチームが使用可] - Miro アシストを使用できるチームを選択できます💡 Miro アシストを有効にできるのは、最大で 10 チームまでです。まず 1 チームでその機能を試した後、複数の他チームに範囲を広げ、最終的に組織全体に公開することをお勧めします。
- オプションを選びます。変更はすぐに有効になります
- さらに、Enterprise プランをご利用の場合は、[同意する] をクリックすることで、組織内の全員の代わりに利用規約に同意できます。Miro アシストの機能設定
- [メインメニュー] アイコン > [環境設定] > [プロフィールの設定] をクリックし、プロフィールの設定に移動します
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よくある質問
管理者が Miro アシストを有効あるいは無効にしたい場合、どうすればいいですか?
管理者は、プロフィール設定のトグルを使用して、Miro アシストを有効、もしくは無効にすることができます。方法は、上記の「Miro アシストを有効 / 無効にする方法」セクションをご覧ください。
Miro アシストはなぜベータ版なのですか?
ベータ版プログラムを利用することで、Miro アシストのサービス向上のための貴重なユーザー フィードバックを得ることができるからです。管理者関連のフィードバックがありましたら、Miro の担当者にお知らせください。
個人のデータはどのように使用されますか?
Miro アシストを通じて送信された入力データは、AI モデルから回答を生成し、その回答をユーザーに提供するためだけに使用されます。使用する AI 機能に応じて、AI モデルは Miro 内または Microsoft Azure AI 内でホストされます。いずれの場合も、送信された入力データはモデルトレーニングには使用されず、コンテンツおよび利用データは Miro のプライバシーポリシーに従って使用されます。
データはどこで処理されますか?
データは、EU 域内に所在するサーバーで処理されます。
Miro アシストが使用する AI モデルを教えてください
Miro アシストは、ユースケースに応じて Microsoft Azure AI や Miro 独自のモデルなど複数のモデルを使用しています。もちろん、生成系 AI や言語モデルの最新技術を活用しています。Miro アシストを通じて送信されたデータは、モデルトレーニングなど他の目的には使用されません。
Miro アシストが作成したコンテンツの知的財産権は、誰に帰属しますか?
Miro とユーザーとの間において、Miro は、Miro アシストが作成したコンテンツに対する権利を主張しません。Miro アシストが生成する出力内容に対する権利は、基盤となる AI プロバイダー自身によって決定されます。例えば、Microsoft Azure AI (OpenAI 利用規約)では、OpenAI のサービスが生成し、回答した出力内容に対する権利、権限、および利益のすべては、ユーザーに帰属するとしています。