Miro のチームは、チームメンバーが作成したボードとプロジェクトのコレクションです。複数のチームを設定する機能は、Enterprise プランのコア機能のひとつです。複数のチームは、それぞれが特定のユーザーや特定の目的のために作成されるため、Miro ではチームごとのニーズに合わせた設定を行うことできます。Miro の高度なチーム管理により、会社の管理者はチームおよびチームユーザーを 1 か所でフィルタリングと管理、チーム用のアプリとインテグレーションの設定、ユーザーのアクセス権限とチームのプライバシーの管理が可能になります。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
チーム管理の概要
設定者:会社の管理者
ユーザーとチームの管理ソリューション欄の [チーム] をクリックすると、サブスクリプション内にある現在のチームがアルファベット順にリスト表示されます。各チームのユーザー数とボード数も表示されます。このページで新規チームを作成することも可能です。
管理者はサブスクリプション内で作成されたチームの表示と管理ができる
チームのプロフィール
設定者:会社の管理者、チームの管理者
チームのプロフィールでは、チーム名の編集、チームのロゴのアップロード、所属するチームの削除あるいは退出が可能です。
Miro のチームのプロフィール
チームユーザーの管理
設定者:会社の管理者、チームの管理者
特定のチームをクリックすると、[ユーザー] タブにリダイレクトされ、チーム内のユーザーの全リスト(役割、アクセス権限、所属するチーム数など)が表示されます。一括操作や検索、絞り込みオプションを使用することができます。新しいチームメンバーを追加することもできます(チームの管理者は、招待の設定で許可されている場合、メンバーを追加することができます)。
チームメンバーの横にある三点リーダーメニューをクリックすると、メンバー情報の編集、チーム管理者の権限の付与・取り消し、チームからメンバーを削除するオプションが表示されます。会社の管理者は、ユーザーのフルメンバーへの変更、制限付き無料メンバーへの変更や制限の取り消しが可能です。
チームメンバーリスト内のチームユーザーに対するアクション
[ユーザー情報を編集] をクリックすると、ユーザーのアクティビティーの要約やチームの会員資格などを表示するダイアログボックスが表示されます。このボックスから、ユーザーのチームへの追加・削除が実施できます。
ユーザー情報ダイアログボックス
チーム内のアプリとインテグレーション
設定者:会社の管理者、チームの管理者
Miro を最大限活用するために、チームは特定のアプリとインテグレーションの利用が必要となる場合があります。同時に、さまざまな理由により、一部のアプリへのアクセスをチームレベルで制限する必要があるかもしれません。
✏️ 会社の管理者は [会社の設定] > [アプリ] で、承認済みアプリのインストールを制限し、アプリのリクエストを管理できます。
アプリとインテグレーションでは、チーム用に設定されたインテグレーションを有効化・無効化したり、非管理者がアプリをインストールするのを許可・制限したり、Miro マーケットプレイスからインストールしたアプリのリストを表示することができます。
Miro チーム設定内のアプリとインテグレーション
アプリケーションをクリックすると、アプリケーションの詳細とチーム全体のアプリケーションをアンインストールするオプションが表示されます。
Miro チーム設定内のアプリケーションの詳細
チームの管理者権限
Enterprise プランの管理者は、招待の設定、ボードやプロジェクトの共有権限、許可ドメイン、ボードのコンテンツの設定など、チームに必要なアクセス権限のレベルを設定することができます。管理者は、ボードをチーム間で移動する機能を制限したり、チームの共同所有者の役割を有効・無効にすることもできます。詳細は Enterprise プランのチームのアクセス権限をご覧ください。
チームのプライバシー
設定者:会社の管理者
Enterprise 傘下のチームにとって、お互いが見えないようにすることが重要な場合があります。チームのプライバシーモードは、[会社の設定] > [セキュリティ] > [チームのプライバシー] で有効にできます。このオプションを有効にすると、Enterprise サブスクリプションのメンバーは、自分が参加していないチームの設定を閲覧できなくなります。また、全社でボードを共有するオプションが無効になります。
Enterprise レベルでチームのプライバシーを設定
チームのリストをエクスポートする
Enterprise サブスクリプションですべてのチームのリストをダウンロードするには、会社の設定 > チームに移動し、[CSV としてダウンロードする] のアイコンをクリックします。
CSV 形式でチームリストをダウンロードするオプション
以下の列を含むドキュメントが表示されます。
- チーム名
- チームのアクセス権限にリンクする URL
- SCIM セキュリティーグループ。このフィールドは、SCIM を介して Enterprise サブスクリプション内のチームと同期された IdP グループを示します。
- その他の列(招待の設定 ー 招待できるユーザー、外部ユーザー招待のアクティブ化、チームのコラボレーション共同所有者の役割の有効化など)は、チームのアクセス権限に関連したものです。2 列目のリンクからチームのアクセス権限設定にすばやく移動し、セキュリティ基準に従ってチーム設定を行うことができます。
よくある質問
- 2 つのチームを統合する方法を教えてください。
ー こちらのガイドをご覧ください:チームを統合する方法。 - チームの名前を変更するにはどうしたら良いですか?
ー こちらの設定手順に従ってください:チーム名およびロゴを変更する方法。