自動プロビジョニングにより、企業ドメインを持つすべての新規登録ユーザーは、Enterprise サブスクリプションにルーティングされ、会社のアセットへのアクセス権を取得することができます。
Miro の Enterprise プランでは、勧誘、ジャストインタイム(JIT)プロビジョニング、クロスドメイン ID 管理システム(SCIM)、ドメイン管理という複数のプロビジョニングのオプションを提供しています。
利用可能なプラン:Enterprise プラン
勧誘
ダッシュボードの [メンバーを勧誘する] ボタンを使うとサブスクリプションにユーザーを勧誘できます。
勧誘はすぐに送信され、それ以上の設定は必要ありません。
Miro で作業を共有する方法の詳細は、Enterprise プランでユーザーを勧誘するとボードの共有とコラボレーターの勧誘をご覧ください。
Miro のダッシュボードでメンバーを勧誘するオプション
ジャストインタイム プロビジョニング(JIT)
JIT のプロビジョニングはシングルサインオン(SSO)と連動し、会社の SSO ドメインを持つ新規登録ユーザー全員を、Enterprise プランの特定のチームに自動的に取り込みます。
JIT プロビジョニングは Miro SSO 設定で簡単に有効化できます。SSO の設定方法をご覧ください。
SSO 設定でのジャストインタイム(JIT)プロビジョニングの有効化
クロスドメイン ID 管理システム(SCIM)
SCIM は、シングルサインオン(SSO)と連動し、Enterprise プランのユーザーのプロビジョニングと管理を ID プロバイダー(IdP)を通じて、自動的に行うことができます。
SCIM を有効にすると、特定のチームへのユーザーの追加 / 削除、ユーザーの詳細情報 / メールアドレスの更新、選択した ID プロバイダー内のユーザーの非アクティブ化 / 再アクティブ化を行うことができます。
SCIMは、Miro と IdP の間のユーザー情報の交換を自動化し、IdP から Enterprise プランへの従業員のアクセスを一元的に管理できるようにします。
SCIM の機能の詳細や、Azure AD、OKTA、OneLogin の設定手順をご覧ください。
Miro の SSO 設定における SCIM プロビジョニング
ドメイン管理
ドメイン管理では、新規登録したユーザーを Enterprise サブスクリプションに自動的に取り込み、会社のユーザーが自身の Miro アカウントを作成するのを制限して、ドメイン内のユーザーのアクティビティーを追跡することができます。
ドメイン管理では、会社ユーザーのプロビジョニング ルールを設定することができます:
- ドメインの新規登録ユーザーは、サブスクリプションへのアクセス権をリクエストすることができます。
- ドメインの新規登録ユーザーは、自動的にサブスクリプションに参加できます。
- ドメインの新規登録ユーザーは、自動的にサブスクリプションに参加できますが、ドメインのユーザーが新たに Miro のチームを作成することはできません。
Miro セキュリティー設定のドメイン管理
ライセンスの仕組み
会社の管理者は、新規ユーザーを勧誘する際、サブスクリプションの設定に応じて、勧誘されるユーザーのライセンスを選択することができます。
管理者以外が勧誘したユーザーや、JIT、SCIM、ドメイン管理でサブスクリプションに自動的にプロビジョニングされたユーザーは、以下のデフォルトのライセンスが割り当てられます。
- 非フレキシブル ライセンス(非 FLP)のプランの場合:デフォルトのライセンスはフルライセンスになります(組織のフルライセンスが不足している場合、自動取得されたユーザーには制限付き無料ライセンスが付与されます)。
- フレキシブル ライセンス プログラム(FLP)のプランの場合:デフォルトのライセンスは無料または制限付き無料ライセンスになります。
✏️ Enterprise ライセンスモデル、フレキシブル ライセンス プログラムのライセンス管理、リクエスト管理によるライセンス割り当てとアップグレードの管理方法、ソフトウェア資産管理によるライセンス使用状況の把握方法の詳細をご覧ください。
よくある質問
ドメイン管理で新規ユーザーを取り込むオプションを有効にすると、JIT と同じ機能(特定のドメインをもつユーザーを Enterprise サブスクリプションのデフォルトのチームへの参加を義務付ける)も有効になりますか?